海外赴任や一時帰国を前にして、日本でも携帯のSIMをどうするかお悩みかもしれませんね。
数え切れないぐらいの選択肢があるので……。
わたしはHISモバイルや楽天モバイルなどを併用していますが、よりよりサービスはないか探し続けています。
この記事では、LIBMOを一時帰国に使う場合のメリット・デメリットをご紹介します。
先にまとめておくと、次のとおりです。
- パスポートのみで申し込める
- 海外でもSMS認証をクリアできる
- 維持費が月528円と財布にやさしい
- 解約手数料がかかる
- 解約手続が面倒
この記事の結論
まず、この記事の結論をお伝えします。
それは、LIBMOよりも一時帰国にぴったりのSIMが他にあるということ。
今のおすすめは、次の3社です。
3社とも実際に使っています。
3社のどれを選べばいいかなどは、次の記事をご参照ください。
では、次はLIBMOのメリットを見てみましょう。
LIBMOのメリット
LIBMOのメリットは次の3点です。
順に詳しく解説しますね。
①パスポートのみで申し込める
まず、LIBMOはパスポートだけで申込ができます。
音声通話ができるSIMを申し込もうと思うと、運転免許やマイナンバーカードを求められることがほとんど。
「そんなの持ってないよ!」という場合でも、LIBMOならパスポートがあればOKです。
ただし、LIBMO公式サイトには次の注釈があります。
2020年2月4日以降に申請されたパスポートは所持人記入欄がないため、補助書類のご提出が必要となります。
LIBMO公式サイトより引用しました。
「所持人記入欄」には、住所を記入する欄があるんですが、最近のパスポートでは廃止されました。
「補助書類」は住民票や公共料金の領収書なので、住民票を残していないと厳しくなります……。
②海外でもSMS認証をクリアできる
それから、LIBMOは海外でもSMS認証をクリアできます。
海外ローミングに対応していますからね。
SMS認証が海外でも使えると、何かと安心です。
わたしはインドネシアでメルカリのSMS認証を楽天モバイルの海外ローミングでクリアしたことがあります。
なくても困らないかもしれませんが、いざというときに助かりますよ!
冒頭でご紹介した3社では、楽天モバイルの他に、HISモバイルも海外でSMSが受信できます。
③維持費が月528円と財布にやさしい
最後に、LIBMOは維持費が月528円と、ほぼワンコインで済みます。
正確に言うと、最大速度200kbpsで使い放題のプラン
ただ、「ほぼワンコイン」はデータ通信専用SIMの維持費。
海外でSMS認証をクリアするには、最低でも月980円かかりますので、ご注意ください。
HISモバイルは維持費290円で海外でのSMS認証がクリアできるのでおすすめです!
また、楽天モバイルは維持費ゼロで海外でSMSを受信できます。
2022年11月以降は最低でも月々1,078円かかってしまいますが、LIBMOの980円とほぼ同じですね。
LIBMOのデメリット
ここでは、LIBMOのデメリットを見てみましょう。
デメリットは次の2点で、両方とも解約に関係があります。
①からご説明します。
①解約手数料がある
まず、LIBMOは次の場合に解約手数料がかかります。
-
- 課金開始から1年以内での解約の場合
かつ
- 音声通話ができるSIMの場合
1年縛りがあるということですね。
解約手数料の金額は、なんと10,450円!
他社が新しいサービスを出して、そちらが魅力的でも、気軽には乗り換えられません。
ただし、音声通話ができないSIMであれば、1年の縛りも手数料もなく解約できます。
ちなみに冒頭でご紹介した3社は、いずれも解約手数料がないので安心です。
詳しくは、次の記事をご参照ください。
②解約手続が面倒
それから、LIBMOは解約手続が面倒というデメリットもあります。
ポイントは、次の2点です。
- 電話する必要がある
- SIMを返送する必要がある
電話もSIMの返送も、海外からできないわけではありませんが、ちょっとハードルを感じますよね……。
ちなみにHISモバイルなら解約してもSIMを返却する必要はありません。
まとめ
この記事では、LIBMOを一時帰国に使う場合のメリット・デメリットをご紹介しました。
それぞれ、次のとおりでしたね。
個人的には、冒頭でご紹介した3社のほうがおすすめです。
選び方は、次の記事にまとめてあります。
この記事が、SIM選びのご参考になれば幸いです!
一時帰国を念頭に、10社のポケットWi-Fiを比較した記事もありますので、よろしければお読みください。