わたしはインドネシアに住んでいるのですが、必需品は何かと聞かれてまず思い浮かぶのはKindleです。
電子書籍を読むためのガジェットですね。
今のKindleは5台目ですが、もはや消耗品のような感覚になっています。
この記事では、海外生活にKindleをおすすめする理由をまとめます。
海外生活にKindleをおすすめする理由
では、早速海外生活にKindleをおすすめする理由をご紹介しましょう。
次の3点です。
- 読めるタイトルが多い
- いろいろ節約できる
- 読み放題サービスもある
1点ずつ、見ていきましょう。
①読めるタイトルが多い
Kindleをおすすめする理由の1つ目は、読めるタイトルが多いことです。
和書のタイトルは70万点以上
たしかに、紙の本と比べると電子書籍はタイトルが少なくなってしまいます。
すべての本が電子書籍になっているわけではないので。
と言っても、Kindleの場合、すでに70万点以上の和書が電子書籍化されているんですよ!
海外で和書を取り扱っている本屋でも、70万点もの和書を揃えているところはなかなかないんじゃないでしょうか。
たとえば、マレーシアに紀伊国屋書店があるのですが、オンラインストアの和書の品揃えは13万点強でした。
話題のタイトルも読める
Kindleのタイトルは数が多いだけではなく、話題の本もしっかり押さえています。
大手書籍通販サイト「honto」によると、2020年に売れた紙の本のランキング(1位〜10位)は次の表の通り。
ランキング順位 | タイトル | Kindle版の有無 |
---|---|---|
1 | 鬼滅の刃 23 | あり |
2 | 佐藤健in半分、青い。PHOTO BOOK | なし |
3 | 6 1/2 ~2007-2013 佐藤健の6年半~ Vol.1~Vol.3セット | なし |
4 | ペスト | あり |
5 | あつまれどうぶつの森ザ・コンプリートガイド | あり |
6 | あつまれどうぶつの森完全攻略本+超カタログ | あり |
7 | FACTFULNESS | あり |
8 | ONE PIECE 97 | あり |
9 | ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー | あり |
10 | 鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録 | あり |
10点のうち、8点が電子書籍化されていますね!
売れている本10点のうち80%がKindleになっているというのは、なかなかの数字ではないでしょうか。
ちなみにKindle版がない2点は、写真集です。
②いろいろ節約できる
次に、Kindleを利用すると、いろいろ節約できるんです。節約できるのは、次の3点。
1.お金
2.スペース
3.時間
順番に見ていきましょう。
1.お金を節約できる
まず、お金を節約できる。
これは、本代そのものと、輸送費も安く抑えらえるということです。
電子書籍は紙の書籍より安いことが多い
Kindleのような電子書籍は紙の書籍より安く買えることが多いです。
さらに、セールを行うことも珍しくありません。
一方、海外の本屋さんで日本の本を買うと、日本で買うより高くなります。
なので、電子書籍を買えばかなり節約できます。
わたしの場合、2020年に50点ほど電子書籍を買いましたが、どれも紙の本と同じか、安く手に入りました。
紙の本との差額を1点ずつ計算して合計すると、なんと8,000円!
1年間で8,000円も節約できたことに。
輸送費を節約できる
また、電子書籍を利用することで、輸送費も節約できます。
紙の本を海外に持っていこうと思うと、当然それだけ荷物が増えてしまいます。
わたしの手元にある新書が1冊200gぐらいなので、5冊ですでに1キロ。
もし荷物の重さに余裕がないとなると、悩ましいところですよね。
その点、電子書籍を利用していれば、もしかするとこの1キロがゼロになるかもしれないということです!
2.スペースを節約できる
節約できるのはお金だけはありません。電子書籍は場所もとらないので、スペースも節約できるんです。
その分、少し狭い部屋でも問題なく住めて、家賃の節約につながる……かもしれません。
そうでなくても、空いたスペースに他のものを置けるのはありがたいことです。
わたしの場合、今までに買った電子書籍の数は200点近くになります。
約200冊分のスペースが節約できているということですね。
3.時間を節約できる
お金にスペースときて、さらに節約できるものがあります。それは、「時間」です。
これはまず、待たなくてもすぐ買えるということです。
最近は紙の書籍と電子書籍が同時発売というケースが珍しくなくなっています。
なので、紙の本を注文して海外に届けてもらうよりも、よっぽど早く本の内容にアクセスできるわけです。
また、当然ですが、電子書籍だと家にいながらにして本が買えます。
なので、本屋に出かける時間もかかりません。
日本のように交通事情がいい国ならまだしも、渋滞で時間が読めないようなところに住んでいると、これはけっこう大きいのではないでしょうか。
③読み放題サービスもある
「Kindleをおすすめする理由」も最後になりました。
先ほども少し書きましたが、Kindleは読み放題サービスがあり、これが魅力的なんです。
読み放題サービスは2つあり、それぞれ読める電子書籍の数は、次のとおりです。
サービス名 | 読み放題のKindle本の数 | 月額(税込) |
---|---|---|
Kindle Unlimited | 和書12万点、洋書120万点 | 980円 |
Prime Reading | 和書+洋書 数百点 | 500円 |
Kindle Unlimitedのほうが圧倒的に読める数が多いですね!
また、お気づきかもしれませんが、Kindle Unlimitedでも、Kindleで取り扱いのある700万点(和書+洋書)が全て読めるわけではありません。
和書は12万点が対象です。
とは言え、この12万点という数字、けっこうすごいんですよ。
12万点=ほぼ図書館1か所の蔵書数
Kindle Unlimitedで読める和書は12万点。
この数字は、日本にある図書館(1か所あたり)の蔵書数に迫る数なんです!
日本図書館協会の調査によると、日本国内にある図書館の総数と、蔵書数(2020年度)は下記の通りだったそうです。
図書館の総数: 3,297
蔵書数 : 455,450,000
蔵書数を図書館の総数で割ると……。
455,450,000÷3,297=138,140
日本の図書館1か所あたりの蔵書数は、14万点弱。
Kindle Unlimitedで読める12万点というのは、かなりの数字なのではないでしょうか。
それを毎月980円で読める。特に海外にいると、和書12万点が読み放題というのは本当にありがたい環境です。
まとめ
この記事では、海外生活にKindleをおすすめする理由をまとめました。
質、量、そして値段でも優れていると言えますね。
スマホなどでもKindleを利用できるのですが、個人的には、Kindle端末での読書をおすすめしています。
理由は別の記事にまとめてありますので、よろしければ。
Kindle端末ではなく、スマホやタブレット読みたいという場合は、Kindleアプリをご利用ください。
またKindle端末4種類を比較した記事もありますので、よろしければどうぞ。
さらに、Kindleと楽天Koboを比較した記事はこちらです。