日本でKindleが初めて発売された当初(2012年)に比べると、スマホの画面が大きくなってきています。
実際に、スマホやタブレットで読書をしていらっしゃるかもしれませんね。
なので、スマホやタブレットがあればKindleを買わなくてもいいという意見もあるのも、不思議ではありません。
それでもわたしはデメリット以上のメリットを感じて、Kindle端末を9年以上使い続けています。
この記事では、Kindle端末をスマホやタブレットと比べた場合のメリット/デメリットをシェアします。
先にまとめておくと、次のとおりです。
- 長く使えるので、財布にやさしい
- 電池の持ちがいいので、充電の手間が少ない
- 目が疲れないので、体にもいい
- 通知などがないので、効率よく読書ができる
- 薄くて軽いので、持ち運びもラク
- ページ送りが速いので、ストレスなし
- 割高感がある
Kindle端末のメリット
わたしは今まで9年以上(買い替えもしつつ)Kindle端末を使ってきました。
その中で感じた、Kindle端末のメリット(6点)を紹介します。
次のとおりです。
では、くわしく見ていきましょう!
長く使えるので財布にやさしい
わたしは初めに買ったKindle端末を4年ほど使い続けていましたが、特に問題ありませんでした。
さすがに電池はへたっていましたが、それでも充電は週に1回で十分。
4年使い倒しても充電が週1ですむって……スマホでは夢のまた夢ですよね。
Kindle端末自体は割高感があります(後述します)が、長持ちしますし、読書にスマホを使わずに済みます。
スマホのバッテリーのヘタリも抑えられるので、トータルで見ればオトクだと思っています。
電池の持ちがいいので充電の手間も少ない
Kindle端末は電池の持ちが素晴らしく、2013年に買ったものは1か月に1回充電すれば、問題なく使えていました。
2022年の7月に買ったKindle Paperwhiteは、届いたときはバッテリーの残量が50%ぐらいでしたが、7日間使って(使い倒して)ようやく10%を切り、充電しました。
単純計算ですが、1週間で40%しか減っていないわけで、スマホではありえないレベルですね。
目が疲れないので体にもいい
Kindle端末はスマホのような液晶ではなく、紙のような画面です。
なので、長時間見ていても、目は疲れ知らず。
スマホやPCの画面を見ることが多くて、目が疲れ気味という場合にもおすすめです。
こちら、ご覧ください。
いかにも目にやさしそうですよね。
わたし、昔は雑誌(電子書籍バージョン)はiPadで読んでいたのですが、疲れ目に悩まされ……。
いまは雑誌もKindle端末で読んでいるぐらいです。
Kindle Paperwhiteなら画面サイズが文庫本ぐらいなので、雑誌も拡大すれば問題なく読めます!
次の画像は、左側が文庫本で、右側がKindle Paperwhiteです。
これぐらいのサイズ感なので、けっこう快適です。
通知などがないので、効率よく読書ができる
Kindle端末には通知などは一切入らず、読書に集中できます。
通知音が鳴ったり、バイブレーションで震えたりすることもないということですね。
なので、読書の効率もアップします!
Kindle端末は、機能が限られているという見方もできますが、よく言えば「シンプル」。
だからこそ、読書に集中できるという利点があるわけですね。
薄くて軽いので、持ち運びもラク
メリットの5つ目は、薄くて軽い点。
Kindle端末と画面サイズがだいたい同じタブレット(Fire7)を比較すると、次のとおりになります。
画面サイズ | 厚さ | 重さ | |
---|---|---|---|
Kindle Paperwhite | 6.8インチ | 8.1mm | 205g |
Kindle Oasis | 7インチ | 3.4〜8.4mm | 188g |
Fire 7 | 7インチ | 9.6mm | 286g |
厚さを見ると、最薄のKindle PaperwhiteとFire7との差は1.5mm(約15%)。
一方、重さは最軽量のKindle OasisとFire7の差は98gと、約100g。
Kindle OasisはFire7の3分の2以下の重さなんですね!
ページ送りが速いので、ストレスなし
最後に、Kindle端末はページ送りも速く、ストレスになりません。
実は以前のKindle端末は、ページ送りが少し遅かったんです。
でも今は、少なくとも次の2機種についてはページ送りのスピードが格段に速くなっています!
こちら、手持ちのKindle Oasisのページ送りの様子です。
そして、こちらはKindle Paperwhiteのほうです。
いかがでしょうか。ストレスなく読めると思いませんか?
個人的には、Kindle Paperwhiteの方をおすすめしています。
Kindle Oasisの半額程度で買えますし、読書体験はほぼ同じなので!
Kindle端末のデメリット
いい点ばかり見てきましたが、長く使っていると悪い点も目に付きます。
と言っても、次の1点だけですが。
- 割高感がある
補足します。
割高感がある
Kindle端末には割高感があります。どうしても。
たとえば、同じAmazonさんが出している、7インチのカラータブレットは7,000円ぐらい。
しかもこれ、本を読むだけでなく、いろいろできるわけです。
Kindle端末は読書専用で白黒なのに、いちばん安い機種でも約9,000円ですからね。
ただ、値段以上の価値があると感じているので、わたしは2013年からずっとKindle端末を使っています。
次のように、多少の出費をカバーして余りあるメリットがありますから!
まとめ
この記事では、Kindle端末をスマホやタブレットと比べた場合の良い点・悪い点をご紹介しました。
復習すると、次のとおりでしたね。
この記事では、Kindle端末をスマホやタブレットと比べた場合のメリット/デメリットをシェアします。
先にまとめておくと、次のとおりです。
- 長く使えるので、財布にやさしい
- 電池の持ちがいいので、充電の手間が少ない
- 目が疲れないので、体にもいい
- 通知などがないので、効率よく読書ができる
- 薄くて軽いので、持ち運びもラク
- ページ送りが速いので、ストレスなし
- 割高感がある
個人的には、値段が少々高くても、それだけの価値はあると思っています。
スマホからKindle端末への乗り換えを検討されている場合などの、ご参考になれば幸いです!
また、Kindleはいろいろあるのですが、今のいちばんのおすすめは、Kindle Paperwhiteですね。
なお、Kindle端末は、子ども向けのものを除いても4機種が出ています。
その4機種を比較した記事もありますので、よろしければどうぞ。
4機種のうち、2機種に絞って比較した記事はこちら。
また、手持ちのKindle Oasisについては、次の記事に詳しくまとめてあります。
さらに、Kindleと楽天Koboを比較した記事はこちらです。