
Kindle端末が日本で発売された2012年当時、Kindleの機種は1つしかありませんでした。
それが今や、4種類にもなっています(子ども向けモデル除く)。
4種類からKindle OasisかKindle Paperwhiteまでは絞ったものの、どちらがいいか迷われているかもしれませんね。
この記事では、Kindle OasisとKindle Paperwhiteを比較し、Kindle Paperwhiteをおすすめする理由を解説します。


Kindle Paperwhiteをおすすめする理由
冒頭で、Kindle OasisよりもKindle Paperwhiteのほうがおすすめできるとお伝えしました。
その理由は、次の3点です。
*画面の大きさ、ページ送りの速さ、防水機能(お風呂でも使える)など
順に詳しく見ていきましょう。
①基本的な読書体験*は、ほぼ同じ
まず、Kindle OasisでもKindle Paperwhiteでも、同じような読書体験が手に入る点です。
「読書体験」は、具体的に次のとおり。
- 画面の大きさ
- ページ送りの速さ
- 防水機能
「画面の大きさ」から詳しくご説明します。
画面の大きさ
画面の大きさは、次のとおりです。
- Kindle Oasis : 7.0インチ
- Kindle Paperwhite: 6.8インチ
……と思われたかもしれませんね。いや、そのとおりなんですが。
ただ、並べてみると次の画像のとおり、ほぼ同じレベルです。

左側の正方形に近いほうがKindle Oasisで、右側がKindle Paperwhiteです。

わたしはKindle OasisからKindle Paperwhiteに乗り換えましたが、画面が小さくなったなあ……とは全く感じていません!
ページ送りの速さ
次に、ページ送りの速さも、両者に大きな違いはありません。
どちらかと言うと、Kindle Paperwhiteのほうが少し上という印象です。
ページ送りの様子を動画に撮ってみました。
左側(形が正方形に近い方)がKindle Oasisで、右側がKindle Paperwhiteです。
すこーし、Kindle Paperwhiteのほうが速いですよね。

まあ、Kindle Oasisも使っていてストレスを感じたことはありませんが。
防水機能
そして、Kindle OasisにもKindle Paperwhiteにも、同じレベルの防水機能がついています。
この「防水」は、万一、バスタブに落としても故障しないレベル!
より正確には、次のとおりです。
実験では、真水で水深2メートルまでで最大60分、または海水で水深0.25メートルまでで最大3分まで耐えられることが確認されているので、うっかり水がかかっても、バスタブに落としてしまっても安心。
Amazon公式サイトより引用しました。

というわけで、画面の大きさ、ページ送りの速さ、防水機能と、どれを取っても両者に大きな違いはありません。
では、何が違うのでしょうか。そう、値段です。
②Kindle Paperwhiteは値段がKindle Oasisの約半額
先にご紹介したとおり、Kindle OasisでもKindle Paperwhiteでも、ほぼ同じ読書体験を楽しむことができます。

なのですが、値段がぜんぜん違うんですよ!
次のとおりです。
- Kindle Oasis: 29,980円
- Kindle Paperwhite: 14,980円
Kindle端末の値段は、広告の有無などで変わってくるのですが、上記はいちばん安いモデルの値段です。
Kindle Paperwhiteは、Kindle Oasisのほぼ半額です!

ほぼ同じ読書体験であれば、Kindle Paperwhiteを選びたくなるのが人情と言うものでしょう。
③Kindle PaperwhiteはUSB-Cで充電できる
Kindle Paperwhiteをおすすめする最後の理由は、充電に関係があります。
Kindle PaperwhiteはUSB-Cで充電できるのに対し、Kindle Oasisはmicro USBなんです。
USB-Cは、次の画像のようなものですね。

最近はこのUSB-Cを採用したガジェットが増えています。
わたしもKindle Oasisを充電するときだけ、ケーブルをmicro USBに変えていました……。

今は全てUSB-Cに統一できて、めちゃくちゃ便利になったと感じています!

Kindle Oasisならではの機能は?
ここまで、さんざんKindle Paperwhiteを持ち上げてきました。
ただ、次の機能がどうしてもほしいという場合は、Kindle Oasisを検討してもいいでしょう。
- ページ送りボタン
- ページ自動回転機能
- 明るさ自動調整機能
ただし。わたしはKindle Oasisならではの機能を、ほぼ使ってませんでした。
こちらの機能がないKindle Paperwhiteに乗り換えましたが、全く困っていません。

なお、「Kindle Oasisならではの機能」について、詳しくは次の記事をお読みください。

明るさ自動調整機能は、Kindle Paperwhiteの「シグニチャーエディション」にも搭載されています。
「シグニチャーエディション」は、Kindle Paperwhiteより1ランク上の機種。
この記事では、通常のKindle Paperwhiteを取り上げています。

まとめ
この記事では、Kindle OasisとKindle Paperwhiteを比較し、Kindle Paperwhiteをおすすめする理由を解説しました。
理由は、次の3点でしたね。
*画面の大きさ、ページ送りの速さ、防水機能(お風呂でも使える)など

ただ、次の機能が欲しい場合は、Kindle Oasisを検討するのもアリだと思います。
- ページ送りボタン
- ページ自動回転機能
- 明るさ自動調整機能

この記事が、Kindle選びのご参考になれば幸いです!
ちなみに、Kindle端末4機種を比較した記事もありますので、よろしければどうぞ。
