一時帰国を10回以上したことのあるサトです。
一時帰国にピッタリのSIMを調査したり実際に試したりして、今はLINEMOなどに落ち着いています。
とはいえ、さらにいいサービスがあっても不思議ではありません。
なので、新しいSIMの名前を聞くと、調査するようにしています。
この記事では、「ファストSIM」を一時帰国に使うメリット・デメリットを紹介します。
先にまとめておくと、次のとおりです。
詳しくは、続きをお読みください。
「ファストSIM」とは
まず、「ファストSIM」についてかんたんに紹介します。
「ファストSIM」は、株式会社ツボスタが運営しているレンタルのSIMカードです。
同社は「ファストSIM」の他に「ファストWiFi」「Star WiFi」「NOZOMI WiFi」などさまざまなポケット型WiFiサービスを展開しています。
速度制限のないポケット型WiFiなど、ユニークなサービスを得意としています!
「ファストSIM」を一時帰国に使うメリット
「ファストSIM」を一時帰国に使うメリットは、次の4点です。
順に見ていきましょう。
100GBが月3,718円で使える
「ファストSIM」は、100GBが月3,718円で使えます。
1GBあたり37円なので、かなりお得感がありますね!
200GBだと月4,708円なので、1GBあたり24円とかに……。
ここからさらに、割引クーポンまである太っ腹ぶり!
クーポンについて見てみましょう。
クーポン利用で割引が受けられる
「ファストSIM」は、クーポン利用で割引が受けられます。
クーポンコードと割引額は、次のとおり。
ギガ数 | クーポンコード | 割引額 |
---|---|---|
100GB | fs100open | 1,320円 |
200GB | fs200open | 1,430円 |
1,000円以上も引いてくれるのはありがたいですね!
ただし、契約の際に初期費用もかかるのでご注意ください。あとで解説します。
※クーポンコードが使えない場合は、「ファストSIM」公式サイトでご確認ください。
縛りがない
「ファストSIM」は、縛りがありません。
たとえば1か月だけ使って解約しても、解約手数料を取られないということですね。
ちなみに、料金の日割りはなく、月ごとの契約となります。
申込のタイミングは次のとおりです。
申込日 | 利用開始 |
---|---|
毎月1日〜27日 | 当月または翌月(選択可) |
28日〜末日 | 翌月のみ |
当月末で解約したい場合は、21日までに「お問い合せフォーム」から申し出る必要があります。
ギガを使い切っても低速で使える
「ファストSIM」は、ギガを使い切っても低速(128kbps)でネットが使えます。
LINEでテキストを送るぐらいなら問題ないレベルです!
まあ、「ファストSIM」は100GBからの契約なので、ギガを使い切ってしまうケースもなかなかないかもしれません。
ファストSIMを一時帰国に使うデメリット
「ファストSIM」を一時帰国に使うデメリットは、次の4点です。
こちらも順に解説していきます。
初期費用がかかる
まず、「ファストSIM」は、初期費用(4,378円)がかかります。
初期費用と月額費用を合計し、割引も適用した金額は、次のとおり。
ギガ数 | a.初期費用 | b.月額費用 | c.クーポン割引額 | a+b-c |
---|---|---|---|---|
100GB | 4,378円 | 3,718円 | 1,320円 | 6,776円 |
200GB | 4,378円 | 4,708円 | 1,430円 | 7,656円 |
1か月だけ使うと、7,000円前後かかってしまうことになります。
初期費用がなければ……と言ったところですが、解約手数料がないため、仕方ないところでもあります。
SMSを送信すると「賠償金」がかかる
「ファストSIM」は、SMSを送信すると「賠償金」がかかります。
その金額は、5,000円……!
SMSを送信する機会はレアかもしれませんが、気をつけましょう。
テザリングはできない
「ファストSIM」は、テザリングができません。
お手持ちのPCや、ご家族のスマホなどにつないでネットを使うことはできないので、ご注意ください。
SIMを返送する必要がある
「ファストSIM」は、利用後、SIMを返送する必要があります。
とはいえ、「ファストSIM」はあくまでレンタルのサービス。
借りたものは返す宿命にあります……。
一時帰国におすすめの格安SIM
SIMを10種類以上試した結果、今は次の3社をおすすめしています。
3社とも維持費が安く、eSIMに対応しているなど一時帰国にうれしいメリットが盛りだくさん。
中でもLINEMOはバランスがよく、選んでおけば後悔しません。
3社を比較した結果は次のとおりです。
LINEMO | HISモバイル | 楽天モバイル | |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 3,300円 | 0円 |
維持費/月 | 990円 | 280円 | 1,078円 |
3GB/月の料金 | 990円 | 770円 | 1,078円 |
20GB/月の料金 | 2,970円 | 2,090円 | 2,178円 |
海外で申込 | 可 ※1 | 可 ※1 | 可 ※1 |
海外で解約 | 可 ※2 | 可 | 可 |
電波 | いつでもどこでもネットが速い | ネットが遅くなる時間帯も | いつでもどこでもネットが速い |
海外での利用 | ネット/通話/SMS可 ※2 | 通話/SMS可 | ネット/通話/SMS可 |
利用停止 | なし | なし | あり |
その他の特長 | LINEを使ってもギガ数が減らない ※3 | 初期費用は特典でまかなえることも | 海外→日本に無料で電話し放題 |
オススメ度 | |||
公式サイト |
※1 申込は海外で、利用開始(開通)の手続は日本で行います。
※2 海外での解約や利用には「世界対応ケータイ」への加入(無料)が必須です。新規申込の場合、加入できるのは利用開始から5か月目以降です。また加入手続は基本的に日本で行う必要があります。
※3 一部LINEギガフリーの対象外あり。LINEでのトーク、音声・ビデオ通話などは使い放題です。
一時帰国を念頭に20社以上のSIMを比較した記事もあるので、よろしければお読みください。
まとめ
この記事では、「ファストSIM」を一時帰国に使うメリット・デメリットを紹介しました。
メリット・デメリットは次のとおりでしたね。
ご参考になれば幸いです!