
一時帰国を10回以上したことのあるサトです。
わたしは一時帰国用に、次の3社をeSIMで契約しています。
eSIMはめちゃくちゃ便利で、もう普通のSIMには戻れそうにありません。
SIMの管理が楽ですし、スマホ上の操作だけでSIMを切り替えられますからね。
この記事では、一時帰国におすすめのeSIMやメリット、注意点などを紹介します。
次のような内容が書いてありますので、気になるところがあればタップしてみてください!
HISモバイルのeSIMは、少し使い勝手が悪いと感じています。詳しくは後述します。
eSIMの選び方
まず、eSIMの選び方を見ていきましょう。
eSIMには大きく次の2つがあります。
- プリペイドのeSIM
- 後払いのeSIM(格安SIMのeSIMなど)
かんたんな選び方は、次のとおり。
- プリペイドのeSIM:日本でネットだけ使えればOK・海外で使えなくてもOK
- 格安SIMのeSIM:日本でネット/電話番号/SMSを使いたい・海外でもSMS認証などに使いたい
日本にいるときにネットだけ使えればいい場合は、プリペイドeSIMがおすすめ。
ただし30日間・3GBで1,800円など、格安SIMより割高感があります。
日本の番号をキープ・海外でSMS認証クリアしたい場合は、格安SIMのeSIMがおすすめです。
わたしはもっぱら格安SIMを使っています。

番号をキープできて、海外でもいろいろ使えるのが魅力的です!
以下、実際に使っておすすめできるeSIMのベスト3を紹介します。
おすすめのeSIM(格安SIM)3社の比較
ここでは、eSIMのおすすめ3社について解説します。
わたしが20社以上※のSIMを比較検討してメリットを感じ、実際に使っている3社です!
※このうち、13社がeSIMに対応しています。
まず、比較表は次の通り。
![]() | ![]() HISモバイル | ![]() 楽天モバイル | |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 3,300円 | 0円 |
維持費/月 | 990円 | 290円 | 1,078円 |
3GB/月の料金 | 990円 | 770円 | 1,078円 |
20GB/月の料金 | 2,728円 | 2,190円 | 2,178円 |
海外で申込 | 可 ※1 | 可 ※1 | 可 ※1 |
海外で解約 | 可 ※2 | 可 | 可 |
電波 | いつでもどこでもネットが速い | ネットが遅くなる時間帯も | いつでもどこでもネットが速い |
海外での利用 | ネット/通話/SMS可 ※2 | 通話/SMS可 | ネット/通話/SMS可 |
利用停止 | なし | なし | あり |
その他の特長 | LINEが使い放題 ※3 | 初期費用は特典でまかなえることも | 海外→日本に無料で電話し放題 |
オススメ度 | |||
公式サイト |
※1 申込は海外で、利用開始(開通)の手続は日本で行います。
※2 海外での解約や利用には「世界対応ケータイ」への加入(無料)が必須です。新規申込の場合、加入できるのは利用開始から5か月目以降です。また加入手続は基本的に日本で行う必要があります。
※3 一部LINEギガフリーの対象外あり。LINEでのトーク、音声・ビデオ通話などは使い放題です。
個人的な順位は表のとおりですが、どれがいいかはケースにもよります。
かんたんな選び方を紹介しましょう。
次に、各社について解説します。
LINEMO|選んでおけば後悔なし!

個人的にいちばんおすすめなのが、LINEMOです。
これといった弱点がないので、SIM選びで後悔したくないならLINEMO一択!
LINEMOのメリット・デメリットは、次のとおりです。
唯一のデメリットはデータ通信が少し高い点ですが、これは20GBの場合(2,728円/月)です。
3GBなら990円/月ですし、3GBを使い切っても低速(300kbps)で通信はできます。

低速の状態で実際に使ってみましたが、スマホならYouTube動画がなんとか見られるレベルでした!
また、LINEMOはLINEのトーク・通話が使い放題(ビデオ通話も含め)なので、3GBでも一時帰国を乗り切れるケースも少なくないでしょう。
さらに、月990円のプランに契約すると、990円x6か月分のPayPayがもらえるキャンペーンまで実施中!
PayPayは一時帰国中の買い物や、LINEMOの料金を支払うのに使うこともできます。
なお、このキャンペーンについてちょっと補足があるので、書いておきますね。
- スマホプランは対象外です。
- ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えの場合は対象外です。
- PayPayポイントが対象となるキャンペーンとの併用は不可となっています。
- 特典は出金・譲渡不可となっています。
- PayPayポイントは、PayPay公式ストアなどでも使えます。
わたしは新規契約だったので、まったく問題ありませんでした。

とにかく、めちゃくちゃお得なキャンペーンです!
LINEMOについて詳しくまとめた記事もあるので、よろしければお読みください。

また、LINEMOの申込は、次のボタンからどうぞ。
\ LINEが使い放題!/
※一部LINEギガフリーの対象外あり。LINEでのトーク、音声・ビデオ通話などは使い放題です。
HISモバイル|月290円でとにかく安い!

次のおすすめは、HISモバイルです。
とにかく安いのが特長で、維持費はわずか月290円!
メリット・デメリットは次のとおりです。
- 海外でも日本でもお得
- 海外でもSMS認証OK
- 解約手数料ゼロ
- 解約もネットで完結
- 利用停止なし
- 初期費用がかかる※
- 支払方法がクレカのみ
- 平日昼間はネットが遅くなりがち
※初期費用は、特典でカバーできる場合があります
平日昼間はネット速度が遅くなるので、いつでも快適にネットを楽しみたいならLINEMOか楽天モバイルをご検討ください。
HISモバイルについてまとめた記事は、こちらです。

公式サイトには次のボタンからアクセスできます。
楽天モバイル|高速ネットが使い放題!

最後に楽天モバイルです。
最大の魅力は、月3,278円でギガ使い放題になる点!
海外から日本に無料で電話かけ放題なのも見逃せません。
楽天モバイルのメリット・デメリットは次のとおりです。
楽天モバイルについてまとめた記事は、こちらです。

また、楽天モバイル公式サイトには、次のボタンからアクセスできます。
\ ネットも電話も使い放題! /
プリペイドのeSIM
日本でネットだけ使えればいいなら、プリペイドのeSIMがおすすめです。
ただ、格安SIMと比べて安くはないのでご注意ください。
たとえば、LINEMOと比べると次のとおりです。
TRAVeSIM (プリペイドeSIM) | Nomad SIM (プリペイドeSIM) | LINEMO (格安SIMのeSIM) | |
---|---|---|---|
料金 | 1,980円 | 1,800円〜7,000円 | 990円/2,728円 |
ギガ数 | 6GB | 3GB〜20GB | 3GB/20GB |
期間 | 8日間 | 30日間 | 1か月 |
料金/GB | 330円 | 350円〜600円 | 137円/ | 330円
料金/日 | 248円 | 60円〜234円 | 33円〜91円 ※ |
公式サイト | TRAVeSIM | Nomad SIM | LINEMO |
※「1か月」を30日として計算しています。
また、当然ですが日本の番号をキープしたり、海外でSMS認証をクリアしたりといった使い方はできません。
各社の公式サイトには、表の「公式サイト」欄(表のいちばん下)のリンクからアクセスできます。
eSIMの概要と一時帰国に使うメリット
ここで、eSIMの概要と一時帰国に使うメリットを解説します。
eSIMの概要
eSIMとは、スマホの中に初めから(買ったときから)内蔵されているSIMです。
なので当然、取り出すことはできません。
と言っても、契約はかんたん。
携帯会社のサイトで申し込んで、手順通りに進めればOKなので!

イメージとしては、SIMの情報をダウンロードして、内臓のSIMにインストールしているような感じでしたよ。
なので、店にも行ってませんし、郵送されたSIMを待つ、ということもありませんでした!
たとえばLINEMOのeSIMは、申し込んでから1時間半後に使える状態に。
「こんなに簡単なん?」と驚くばかりでした。
eSIMならではのメリット3つ

eSIMを一時帰国に使うメリットは、次の3点です。
このメリットは、物理SIMを入れなくても通信ができるeSIMだからこそ実現できます。
次の画像をご覧ください。

画像の右下を見るとSIMが入っていないのですが、左上を見ると、ちゃんと楽天モバイルの電波が入っています!
では、メリットを順に見ていきましょう。
SIMの管理が楽になる
まず、eSIMを使うとSIMの管理がめちゃくちゃ楽になります。
eSIMは出したり入れたりしなくてもいい、というかできません。
なので、SIMを使わない間もどこかに保管する必要がなくなります。
ということは、紛失の心配もないということです。

従来のSIMでは考えられないことですね!
スマホ上の操作でSIMを切り替えられる
さらに、eSIMを使うと、SIMの切替がスマホ上の操作で完結するのもうれしいポイントです。
iPhoneの場合、「設定」→「モバイル通信」(次の画像)で切り替えられます。


いちいちSIMを出したり入れたりしなくてもいいということですね!
では、どんな場合にSIMを切り替えることになるのでしょうか。
それは、次のとおりです。
- 一時帰国の前後にSIMを切り替える(海外のSIM⇔日本のSIM)
- SIMが複数ある場合、いちばんオトクなSIMに切り替える
1番目は必ず発生する作業ですね。
わたしは以前は飛行機の中でSIMを入れ替えていました。
飛行機は揺れることもあるので、小さいSIMをなくさないように必死でしたが、その必要もなくなりました!
2番目は、複数の日本のSIMを契約していると、たまに発生します。

通話料が安いSIMとか、ネットが安いSIMとかにすぐ切り替えられて便利です!
また、一時帰国の話ではないのですが、海外生活では次のケースでSIMの切替が発生します。
- SMS認証のため、日本のSMSを受信する
- 日本に電話する
そんなに機会はないかもしれませんが、こういうケースでもスマホの操作だけでSIMが切り替えられると便利ですよね。
海外で申込→日本ですぐ使える
eSIMは、海外で申し込んでおけば、日本ですぐ使えるサービスもあります。
わたしが使っている3社のうち、LINEMOなら一時帰国前に申し込んで、日本の空港で開通手続が可能!
開通手続は、Wi-Fiさえあれば大丈夫なので。
LINEMOの開通には次のアプリが便利なので、一時帰国前にダウンロードしておきましょう。
LINEMOについてまとめた記事もありますので、よろしければお読みください。

また、LINEMOの公式サイトには、次のボタンからアクセスできます。
\ LINEが使い放題!/
※一部LINEギガフリーの対象外あり。LINEでのトーク、音声・ビデオ通話などは使い放題です。
申込が完了したタイミングから請求が発生するので、一時帰国の直前の申込がおすすめです。
一時帰国までまだ時間があるなら、次のボタンからGoogleカレンダーで申込の予定を登録できます。
クリックしたら、日時だけご調整ください。
この記事のリンクも、予定の「説明欄」に自動で登録されます!
eSIMの注意点3つ

メリットが大きいeSIMですが、注意点もあります。
次の3点です。
順に見ていきましょう。
すべてのスマホで使えるわけではない
まず、eSIMは全てのスマホで使えるわけではありません。
ただiPhoneだと、2018年以降に発売された機種なら対応しています。
次のとおりです。
- iPhone XR/XS/XS Max
- iPhone 11/Pro/Pro Max
- iPhone 12/mini/Pro/Pro Max
- iPhone 13/mini/Pro/Pro Max
- iPhone 14/Plus/Pro/Pro Max
- iPhone 15/Plus/Pro/Pro Max
- iPhone SE(第2世代/第3世代)
Androidについてはカバーしきれないので(すみません)楽天モバイル公式サイトなどでご確認ください。
機種変更をすると再度申し込む必要がある
次に、eSIMはスマホの機種変更をすると、再度申し込む必要があります。

eSIMはスマホに内蔵されているので、仕方がないところですね……。
ただ、楽天モバイルやLINEMOはeSIMの再発行に手数料はかかりません。
機種変更をしても、ちょっとした手間が発生する程度で済みます。
一方、HISモバイルはeSIMの再発行に1,100円払う必要があります。

費用や手間を検討して申し込みましょう!
ちなみにLINEMOだと、iOS16以上のiPhone間でスマホ上の操作だけでeSIMを転送できます!
わたしもiPhone SE(第2世代)とiPhone15でやってみました。

拍子抜けするほどかんたんで「やっぱりLINEMO最高!」となりましたよ。
会社によっては使い勝手が悪い場合もある
最後に、eSIMは会社によっては使い勝手が悪い場合もあります。
HISモバイルをiPhoneで使うには、「プロファイル」というファイルをダウンロード・インストールする必要があります。

このファイルがあると、他のeSIMに切り替えてもネットが使えないんですよ……。
なので、eSIMを切り替えるたびに次の手間が発生します。
- HISモバイルから他社に切り替え:プロファイルを削除
- 他社からHISモバイルに切り替え:プロファイルをダウンロード・インストール
プロファイルの削除もダウンロード・インストールもせいぜい1分あれば終わりますが、ちょっと面倒ではあります。
そもそもSIMを複数使わない場合は気にする必要はありません。
ちなみにLINEMO、楽天モバイルは「プロファイル」が必要なく、スマホ上の操作だけで切り替えられます!
eSIMについてよくある質問
ここで、eSIMについてよくある質問をまとめました。
ご参考まで。
まとめ
この記事では、一時帰国におすすめのeSIMやメリット、注意点などを紹介しました。
一時帰国におすすめの3社は、次のとおりでした。
![]() | ![]() HISモバイル | ![]() 楽天モバイル | |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 3,300円 | 0円 |
維持費/月 | 990円 | 290円 | 1,078円 |
3GB/月の料金 | 990円 | 770円 | 1,078円 |
20GB/月の料金 | 2,728円 | 2,190円 | 2,178円 |
海外で申込 | 可 ※1 | 可 ※1 | 可 ※1 |
海外で解約 | 可 ※2 | 可 | 可 |
電波 | いつでもどこでもネットが速い | ネットが遅くなる時間帯も | いつでもどこでもネットが速い |
海外での利用 | ネット/通話/SMS可 ※2 | 通話/SMS可 | ネット/通話/SMS可 |
利用停止 | なし | なし | あり |
その他の特長 | LINEが使い放題 ※3 | 初期費用は特典でまかなえることも | 海外→日本に無料で電話し放題 |
オススメ度 | |||
公式サイト |
※1 申込は海外で、利用開始(開通)の手続は日本で行います。
※2 海外での解約や利用には「世界対応ケータイ」への加入(無料)が必須です。新規申込の場合、加入できるのは利用開始から5か月目以降です。また加入手続は基本的に日本で行う必要があります。
※3 一部LINEギガフリーの対象外あり。LINEでのトーク、音声・ビデオ通話などは使い放題です。
eSIMは、スマホに初めから内蔵されているSIMで、次のメリットがあります。
一方、次の点には注意が必要です。
また、海外で申し込んで、日本ですぐ使えるようにするには、LINEMOがおすすめです。
お申込は、次のボタンからどうぞ。
\ LINEが使い放題!/
※一部LINEギガフリーの対象外あり。LINEでのトーク、音声・ビデオ通話などは使い放題です。
ご参考になれば幸いです!
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