
わたしは一時帰国用に、次の3社をeSIMで契約しています。
eSIMはめちゃくちゃ便利で、もう普通のSIMには戻れそうにありません。
SIMの管理が楽ですし、スマホ上の操作だけでSIMを切り替えられますからね。
この記事では、一時帰国におすすめのeSIMやメリットなどを紹介します。
次のような内容が書いてありますので、気になるところがあればタップしてみてください!
HISモバイルのeSIMは、少し使い勝手が悪いと感じています。詳しくは後述します。
eSIMの概要と一時帰国に使うメリット
まず、eSIMの概要と一時帰国に使うメリットを解説します。
eSIMの概要
eSIMとは、スマホの中に初めから(買ったときから)内蔵されているSIMです。
なので当然、取り出すことはできません。
と言っても、契約はかんたん。
携帯会社でeSIMを申し込んで、手順通りに進めればOKなので!

イメージとしては、SIMの情報をダウンロードして、内臓のSIMにインストールしているような感じでしたよ。
なので、店にも行ってませんし、郵送されたSIMを待つ、ということもありませんでした!
たとえばLINEMOのeSIMは、申し込んでから1時間半後に使える状態に。
「こんなに簡単なん?」と驚くばかりでした。
eSIMならではのメリット3つ

eSIMを一時帰国に使うメリットは、次の3点です。
このメリットは、物理SIMを入れなくても通信ができるeSIMだからこそ実現できます。
次の画像をご覧ください。

画像の右下を見るとSIMが入っていないのですが、左上を見ると、ちゃんと楽天モバイルの電波が入っています!
では、メリットを順に見ていきましょう。
SIMの管理が楽になる
まず、eSIMを使うとSIMの管理がめちゃくちゃ楽になります。
eSIMは出したり入れたりしなくてもいい、というかできません。
なので、SIMを使わない間もどこかに保管する必要がなくなります。
さらに、紛失の心配もありません。

従来のSIMでは考えられないことですね!
スマホ上の操作でSIMを切り替えられる
さらに、eSIMを使うと、SIMの切替がスマホ上の操作で完結するのもうれしいポイントです。
iPhoneの場合、「設定」→「モバイル通信」(次の画像)で切り替えられます。


いちいちSIMを出したり入れたりしなくてもいいということですね!
では、どんな場合にSIMを切り替えることになるのでしょうか。
それは、次のとおりです。
- 一時帰国の前後にSIMを切り替える(海外のSIM⇔日本のSIM)
- SIMが複数ある場合、いちばんオトクなSIMに切り替える
1番目は必ず発生する作業ですね。
わたしは以前は飛行機の中でSIMを入れ替えていました。
飛行機は揺れることもあるので、小さいSIMをなくさないように必死でしたが、その必要もなくなりました!
2番目は、複数の日本のSIMを契約していると、たまに発生します。

また、一時帰国の話ではないのですが、海外生活では次のケースでSIMの切替が発生します。
- SMS認証のため、日本のSMSを受信する
- 日本に電話する
そんなに機会はないかもしれませんが、こういうケースでもスマホの操作だけでSIMが切り替えられると便利ですよね。
海外で申込→日本ですぐ使える
eSIMは、海外で申し込んでおけば、日本ですぐ使えるサービスもあります。
わたしが使っている3社のうち、LINEMOなら一時帰国前に申し込んで、日本の空港で開通手続が可能!
開通手続は、Wi-Fiさえあれば大丈夫なので。
LINEMOの開通には次のアプリが便利なので、一時帰国前にダウンロードしておきましょう。
LINEMOについてまとめた記事もありますので、よろしければお読みください。

また、LINEMOの公式サイトには、次のボタンからアクセスできます。
\ LINEが使い放題!/
※一部LINEギガフリーの対象外あり。LINEでのトーク、音声・ビデオ通話などは使い放題です。
申込が完了したタイミングから請求が発生するので、一時帰国の直前の申込がおすすめです。
一時帰国までまだ時間があるなら、次のボタンからGoogleカレンダーで申込の予定を登録できます。
クリックしたら、日時だけご調整ください。
この記事のリンクも、予定の「説明欄」に自動で登録されます!
おすすめのeSIM3社の比較
ここでは、LINEMOを含めたeSIMのおすすめ3社について解説します。
わたしが15社以上を比較検討してメリットを感じ、実際に使っている3社です!
まず、比較表は次の通り。
![]() | ![]() HISモバイル | ![]() 楽天モバイル | |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 3,300円 | 0円 |
維持費/月 | 990円 | 290円 | 1,078円 |
3GB/月の料金 | 990円 | 770円 | 1,078円 |
20GB/月の料金 | 2,728円 | 2,190円 | 2,178円 |
海外で申込 | 可 ※1 | 可 ※1 | 可 ※1 |
海外で解約 | 可 | 可 | 可 |
電波 | いつでもどこでもネットが速い | ネットが遅くなる時間帯も | 人口カバー率が少し低い |
海外での利用 | ネット/通話/SMS可 | 通話/SMS可 | ネット/通話/SMS可 |
利用停止 | なし | なし | あり |
その他の特長 | LINEを使ってもギガ数が減らない ※2 | 初期費用は特典でまかなえることも | 海外→日本に無料で電話し放題 |
オススメ度 | |||
公式サイト |
※1 申込は海外で、利用開始(開通)の手続は日本で行います。
※2 一部LINEギガフリーの対象外あり。LINEでのトーク、音声・ビデオ通話などは使い放題です。
個人的な順位は表のとおりですが、どれがいいかはケースにもよります。
かんたんな選び方を紹介しましょう。
次に、各社について解説します。
LINEMO|選んでおけば後悔なし!

個人的にいちばんおすすめなのが、LINEMOです。
これといった弱点がないので、SIM選びで後悔したくないならLINEMO一択!
LINEMOのメリット・デメリットは、次のとおりです。
- 初期費用も解約手数料もゼロ
- 月990円のお手軽なプランがある
- 長期間、使わなくても利用停止にならない
- 自社回線でいつでもネットが高速
- 海外でもSMS認証がクリアできる
- LINEを使ってもギガ数が減らない※
- 日本でのデータ通信料金が少し高め
※一部LINEギガフリーの対象外あり。LINEでのトーク、音声・ビデオ通話などは使い放題です。
唯一のデメリットはデータ通信が少し高い点ですが、これは20GBの場合(2,728円/月)です。
3GBなら990円/月ですし、3GBを使い切っても低速(300kbps)で通信はできます。

また、LINEMOはLINEが使い放題(ビデオ通話も含め)なので、3GBでも一時帰国を乗り切れるかもしれません。
LINEMOについて詳しくまとめた記事もあるので、よろしければお読みください。

また、LINEMOの申込は、次のボタンからどうぞ。
\ LINEが使い放題!/
※一部LINEギガフリーの対象外あり。LINEでのトーク、音声・ビデオ通話などは使い放題です。
HISモバイル|月290円でとにかく安い!

次のおすすめは、HISモバイルです。
とにかく安いのが特長で、維持費はわずか月290円!
メリット・デメリットは次のとおりです。
- 海外でも日本でもお得
- 海外でもSMS認証OK
- 解約手数料ゼロ
- 解約もネットで完結
- 利用停止なし
- 初期費用がかかる※
- 支払方法がクレカのみ
- 平日昼間はネットが遅くなりがち
※初期費用は、特典でカバーできる場合があります
平日昼間はネット速度が遅くなるので、いつでも快適にネットを楽しみたいならLINEMOか楽天モバイルをご検討ください。
HISモバイルについてまとめた記事は、こちらです。

公式サイトには次のボタンからアクセスできます。
楽天モバイル|高速ネットが使い放題!

最後に楽天モバイルです。
最大の魅力は、月3,278円でギガ使い放題になる点!
海外から日本に無料で電話かけ放題なのも見逃せません。
楽天モバイルのメリット・デメリットは次のとおりです。
最大のデメリットは、電波に不安がある点です。
と言っても、わたしが大阪で使っている限りでは問題ありません
心配なら電波状況を確認する方法をまとめた記事を読んでご判断ください。
楽天モバイルについてまとめた記事は、こちらです。

また、楽天モバイル公式サイトには、次のボタンからアクセスできます。
eSIMの注意点3つ

メリットが大きいeSIMですが、注意点もあります。
次の3点です。
順に見ていきましょう。
すべてのスマホで使えるわけではない
まず、eSIMは全てのスマホで使えるわけではありません。
ただiPhoneだと、2018年以降に発売された機種なら対応しています。
次のとおりです。
- iPhone XR/XS/XS Max
- iPhone 11/Pro/Pro Max
- iPhone 12/mini/Pro/Pro Max
- iPhone 13/mini/Pro/Pro Max
- iPhone 14/Plus
- iPhone SE(第2世代/第3世代)
Androidについてはカバーしきれないので(すみません)楽天モバイル公式サイトなどでご確認ください。
機種変更をすると再度申し込む必要がある
次に、eSIMはスマホの機種変更をすると、再度申し込む必要があります。

eSIMはスマホに内蔵されているので、仕方がないところですね……。
ただ、楽天モバイルやLINEMOはeSIMの再発行に手数料はかかりません。
機種変更をしても、ちょっとした手間が発生する程度で済みます。
一方、HISモバイルはeSIMの再発行に1,100円払う必要があります。

費用や手間を検討して申し込みましょう!
会社によっては使い勝手が悪い場合もある
最後に、eSIMは会社によっては使い勝手が悪い場合もあります。
HISモバイルをiPhoneで使うには、「プロファイル」というファイルをダウンロード・インストールする必要があります。

このファイルがあると、他のeSIMに切り替えても通信ができないんですよ……。
ファイルは削除すれば他のeSIMで通信ができるようになりますし、削除してもあとでまたダウンロードできます。
ただ、切替のたびにこの作業が発生するのは不便としか言いようがありません。
LINEMO、楽天モバイルはこの作業が不要です。
eSIMについてよくある質問
ここで、eSIMについてよくある質問をまとめました。
ご参考まで。
まとめ
この記事では、一時帰国におすすめのeSIMやメリットなどを紹介しました。
eSIMは、スマホに初めから内蔵されているSIMでしたね。
そして、次のメリットがあります。
また、一時帰国におすすめの3社は、次のとおりでした。
![]() | ![]() HISモバイル | ![]() 楽天モバイル | |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 3,300円 | 0円 |
維持費/月 | 990円 | 290円 | 1,078円 |
3GB/月の料金 | 990円 | 770円 | 1,078円 |
20GB/月の料金 | 2,728円 | 2,190円 | 2,178円 |
海外で申込 | 可 ※1 | 可 ※1 | 可 ※1 |
海外で解約 | 可 | 可 | 可 |
電波 | いつでもどこでもネットが速い | ネットが遅くなる時間帯も | 人口カバー率が少し低い |
海外での利用 | ネット/通話/SMS可 | 通話/SMS可 | ネット/通話/SMS可 |
利用停止 | なし | なし | あり |
その他の特長 | LINEを使ってもギガ数が減らない ※2 | 初期費用は特典でまかなえることも | 海外→日本に無料で電話し放題 |
オススメ度 | |||
公式サイト |
※1 申込は海外で、利用開始(開通)の手続は日本で行います。
※2 一部LINEギガフリーの対象外あり。LINEでのトーク、音声・ビデオ通話などは使い放題です。
一方、次の点には注意が必要です。
また、海外で申し込んで、日本ですぐ使えるようにするには、LINEMOがおすすめです。
お申込は、次のボタンからどうぞ。
\ LINEが使い放題!/
※一部LINEギガフリーの対象外あり。LINEでのトーク、音声・ビデオ通話などは使い放題です。
ご参考になれば幸いです!