インドネシアで日本語学校を運営しているサトです。
海外にいても、日本のサービスを使う際にSMS認証が必要な場合があります。
この記事では、日本の番号でのSMS認証が必要なサービスを紹介します。
SMS認証が必要なサービス
いま把握している範囲では、SMS認証が必要なサービスは次のとおりです。
PayPalなど、SMS認証の他にも本人確認の手段があるものは省いています。
順に見ていきましょう。
メルカリ
まず、メルカリです。
わたしはインドネシアでメルカリにログインしようとしたときにSMS認証を求められました。
一時帰国前に買って、日本の住所に送っておきたいものがあったんです。
そのときは楽天モバイルのおかげで、SMS認証をクリアできました!
一時帰国前だけでなく、お住まいの国に日本から友人が来る場合に、友人の住所に物を送って持ってきてもらうという使い方もできますね。
Paidy
Paidy(クレカがなくても後払いができるサービス)は、会員登録の時点で日本の電話番号でのSMS認証が必要です。
こちらも一時帰国前にPaidyで支払って、日本の住所に届けておきたいときなどに役立ちますね。
ローチケ
ローチケは、SMS認証による本人確認を行っています。わたしの場合、次のようなSMSを受信しました。
また、ローチケの「電子チケットアプリ」では、利用開始の際に国際SMS送信による認証も必要です。
国際SMS送信が必要なのは、ローチケの「電子チケットアプリ」だけです。たとえばローチケで紙チケットを買う場合は、SMS受信による本人確認だけでOKです。
通常は、SMSでワンタイムパスワードを受信するため、海外にいても料金がかからないことがほとんど。
それに対し、送信となると料金が発生してしまいます。
たとえばLINEMOだと、海外で海外の番号にSMSを送ると1通100円。
ローチケの電子チケットアプリのバア、送信料は利用者が負担することになっています……。
ただ、ローチケ公式サイトによると、同アプリには次のような問題もあるので、ご注意ください。
※ 現在、au様のpovoサービス・楽天モバイル様のUN-LIMITサービス等における一部環境、およびe-SIM・Dual SIMの一部端末にて認証が動作していない事象を確認しております。
ローチケ公式サイトより引用しました。
改善に向けて調査検討を進めておりますのでご了承くださいませ。
国際SMS送信を避けたいなら、「他のプレイガイドでチケットを買う」「紙チケットを買う」などの手段もご検討ください。
GO(タクシーアプリ)
タクシーアプリの「GO」も、会員登録の際に日本の番号でのSMS認証が求められます。
海外だとそもそもGOを使うこともありませんが、一時帰国の際に使うなら、日本の番号がほしいところですね。
なお、同じくタクシーアプリのDiDiなら、海外の番号でもSMS認証が可能です。
海外でのSMS認証におすすめのSIM
海外でSMS認証をクリアするのにおすすめなのは、次の3社のSIMです。
- LINEMO
選んでおけば後悔なし!自社回線でいつでもネットが速い - HISモバイル
維持費が月290円! スマホならYouTubeも問題なく見られる速度 - 楽天モバイル
日本ではネットが無制限!海外→日本に電話かけ放題のメリットも
3社とも実際に使った上で比較した結果は、次の表のとおりです。
LINEMO | HISモバイル | 楽天モバイル | |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 3,300円 | 0円 |
維持費/月 | 990円 | 280円 | 1,078円 |
3GB/月の料金 | 990円 | 770円 | 1,078円 |
20GB/月の料金 | 2,970円 | 2,090円 | 2,178円 |
海外で申込 | 可 ※1 | 可 ※1 | 可 ※1 |
海外で解約 | 可 ※2 | 可 | 可 |
電波 | いつでもどこでもネットが速い | ネットが遅くなる時間帯も | いつでもどこでもネットが速い |
海外での利用 | ネット/通話/SMS可 ※2 | 通話/SMS可 | ネット/通話/SMS可 |
利用停止 | なし | なし | あり |
その他の特長 | LINEを使ってもギガ数が減らない ※3 | 初期費用は特典でまかなえることも | 海外→日本に無料で電話し放題 |
オススメ度 | |||
公式サイト |
※1 申込は海外で、利用開始(開通)の手続は日本で行います。
※2 海外での解約や利用には「世界対応ケータイ」への加入(無料)が必須です。新規申込の場合、加入できるのは利用開始から5か月目以降です。また加入手続は基本的に日本で行う必要があります。
※3 一部LINEギガフリーの対象外あり。LINEでのトーク、音声・ビデオ通話などは使い放題です。
詳しくは、「海外で日本のサービスのSMS認証をクリアする方法」をお読みください。
まとめ
この記事では、日本の番号でのSMS認証が必要なサービスを紹介しました。
該当のサービスは、次のとおりでしたね。
また、SMS認証におすすめのSIMは、次の3つです。
LINEMO | HISモバイル | 楽天モバイル | |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 3,300円 | 0円 |
維持費/月 | 990円 | 280円 | 1,078円 |
3GB/月の料金 | 990円 | 770円 | 1,078円 |
20GB/月の料金 | 2,970円 | 2,090円 | 2,178円 |
海外で申込 | 可 ※1 | 可 ※1 | 可 ※1 |
海外で解約 | 可 ※2 | 可 | 可 |
電波 | いつでもどこでもネットが速い | ネットが遅くなる時間帯も | いつでもどこでもネットが速い |
海外での利用 | ネット/通話/SMS可 ※2 | 通話/SMS可 | ネット/通話/SMS可 |
利用停止 | なし | なし | あり |
その他の特長 | LINEを使ってもギガ数が減らない ※3 | 初期費用は特典でまかなえることも | 海外→日本に無料で電話し放題 |
オススメ度 | |||
公式サイト |
※1 申込は海外で、利用開始(開通)の手続は日本で行います。
※2 海外での解約や利用には「世界対応ケータイ」への加入(無料)が必須です。新規申込の場合、加入できるのは利用開始から5か月目以降です。また加入手続は基本的に日本で行う必要があります。
※3 一部LINEギガフリーの対象外あり。LINEでのトーク、音声・ビデオ通話などは使い放題です。
ご参考になれば幸いです!