この記事では、自宅に出没したオオトカゲを「アレ」で追い出してもらった友だちの話をご紹介します。
家の中に何かいる!
友だち(インドネシア人)が家にひとりでいたときのこと。
タンスの裏になにか気配を感じ……そっと覗いてみたところ、オオトカゲがいたんだとか!
体長は、しっぽも含めてタンスに隠れるぐらいなので、1m未満といったところ。
オオトカゲにしては小ぶりな方です。
あと、このオオトカゲは、めっちゃ小心者。たまに町中で見かけても、いつも後ろ姿しか見せてくれません。必死で逃げてるので。
なのですが! この友だちはトカゲなどの「は虫類」が大の苦手なんです。
助けを呼ばねば……と、思った友だちは、まずお母さんに電話してみました。
が、10キロ以上離れたところにいるとの返事。
次にお父さんにも電話するも、つながらず。
自分で何とかできればいいんですが、目を離したスキに、トカゲがどこかに行ってしまったらまた大変なことになります。
どこかにトカゲが潜んでいる状態で暮らすことになりますからね……。
「アレ」を使おう!
そこで、友だちが思いついたのがオンラインバイクタクシーの「Go-Jek」でした。
そう思った友だちは、すぐに出発地点を現場(自宅)に設定し、運賃5,000ルピアの区間で配車しました。
するとすぐに、Go-Jekのお兄さんから電話が。
……というやりとりの後、すぐに駆けつけてくれたGo-Jekのお兄さん。
タンスを揺らし、オオトカゲが逃げてきたところ、ホウキで叩いて弱らせて捕獲。
……と友だちが答えると、オオトカゲを裏の家の庭に豪快に投げ飛ばしたのでした。
感謝として、チップを手渡した友だち。こういう場合のチップとしては破格の20,000ルピアで、お兄さんも若干恐縮していたんだとか!
そして、お兄さんは「一応、目的地まで行きますね」と、友だちに許可を求めたそうです。
乗客がいない状態の、いわばエアプレー(?)ですが、指定された目的地まで行かないと、Go-Jekからお金がもらえないんですね。
もちろん友だちも快諾し、数分後、5,000ルピアが友だちのクレジットから引かれて、一件落着となりました。
まとめ
この記事では、自宅に出没したオオトカゲを「Go-Jek」を利用して追い出してもらった友だちの話をご紹介しました。
この友だちの機転もすごいし、それを受けてくれるお兄さんもすごい。
友だちも、「やってくれるかもしれない」と思ったからこそこんなことをしたわけですが、がインドネシア(少なくともわたしの町)にはあります。
「インドネシア(の地方都市)すごい! 」と思わされた一件でした。
それにしても、「自宅にオオトカゲが出没するとか、サトは一体、どんな町に住んでるんや?」と思われたかも知れませんが……。
丸亀製麺が2店舗あったり、この記事でもご紹介したとおり、オンラインタクシー会社も進出してたりと、けっこう立派な町です。