MENU
カテゴリー
一時帰国におすすめのSIM情報はこちら!(タップで表示)

[一時帰国] LINEMOと楽天モバイルを13項目で徹底比較

サト

一時帰国を10回以上したことのあるサトです。

一時帰国におすすめのSIMとして、よく名前を聞くLINEMO楽天モバイル

わたしは両方とも1年以上使っており、違いを熟知しているつもりです。

この記事では、一時帰国を念頭にLINEMOと楽天モバイルを比較します。

かんたんな選び方は、次のとおりです。

かんたんな選び方
  • 安く済ませたい→LINEMO
  • ガンガン使いたい→楽天モバイル

もう少し詳しく知りたい場合は、「LINEMOか楽天モバイルか選ぶポイント」をご覧ください。

また一時帰国に特に重要な項目を比較すると、次の表のとおりになりました。

LINEMO楽天モバイル
初期費用・解約手数料0円0円
一時帰国中の費用/月3GB:990円
20GB:2,728円
〜3GB:1,078円
〜20GB:2,178円
20GB〜:3,278円
ギガを使い切った後低速でネットが使える20GBを超えると月3,278円で使い放題
国内通話料/30秒22円
(LINEの通話は使い放題)
22円
(アプリでかけ放題)
維持費/月990円1,078円
本人確認書類パスポート・運転免許証・マイナンバーカードなど運転免許証・マイナンバーカードなど
支払方法クレカ・銀行振替・PayPayクレカ・デビットカード・銀行振替・楽天ポイント
海外で申込可 ※1可 ※1
海外で解約可 ※2
回線品質いつでもどこでもネットが速いいつでもどこでもネットが速い
5G基地局数65,000以上
(2023年4月)
10,129
(2023年6月)
海外での利用ネット/通話/SMS可 ※2ネット/通話/SMS可
利用停止なしあり
オススメ度
公式サイト

※1 申込は海外で、利用開始(開通)の手続は日本で行います。
※2 海外での解約や利用には「世界対応ケータイ」への加入が必須です。新規申込の場合、加入できるのは利用開始から5か月目以降です。また加入手続は基本的に日本で行う必要があります。

以下では、LINEMOか楽天モバイルか選ぶポイントをご紹介。

さらに比較項目を大きくコスパ手続利便性の3つに分けて解説します。

当ページのリンクには広告が含まれています。

この記事を書いた人

サトと申します。

学生時代はインドネシアに留学。
2011年には運だけでインドネシアに日本語学校を設立しました。

10回以上の一時帰国を経て、日本滞在中に使うスマホのSIMを探すのが趣味になっています。あとeSIMの研究も大好物です。

よろしくお願いいたします!

タップできる目次 Table of Contents
LINEMO

LINEMOか楽天モバイルか選ぶポイント

冒頭で、LINEMOか楽天モバイルのかんたんな選び方を、次のように紹介しました。

かんたんな選び方
  • 安く済ませたい→LINEMO
  • ガンガン使いたい→楽天モバイル

ここで少し詳しめに解説します。

安く済ませたいならLINEMO

LINEMOは月990円で一時帰国を乗り切る運用が可能です。

さらにキャンペーンで、6か月間は実質無料で使えるチャンス!

サト

なので、安く済ませたいならLINEMOがおすすめです。

月990円で一時帰国を乗り切る方法は、次のとおりです。

LINEMOで月990円で一時帰国を乗り切る方法
  • 3GB・月990円の「ミニプラン」を契約
  • 3GBを使い切ったあとは低速(300kpbs)でガマン
  • 連絡はできるだけLINEを使う(トーク・通話し放題のため)

月990円で使えるのは3GBですが、使い切ったあとも低速でネットが使えます。

「低速」と言っても、YouTubeがなんとか見られるレベル。

さらにLINEMOはLINEのトーク・通話が使い放題なのも見逃せません。

このあたりをうまく活用すれば、月990円で一時帰国を乗り切れます。

サト

安く済ませたいならLINEMOは強い味方です。

ガンガン使いたいなら楽天モバイル

一方、楽天モバイルは次の特徴があるため、ガンガン使いたい場合におすすめです。

楽天モバイルの特徴
  • 20GBを超えると月3,278円でギガ使い放題
  • アプリ(Rakuten Link)利用で国内通話料無料

以前は電波に不安がありましたが、今は4Gの人口カバー率が大手3社と同じ99.9%になりました。

なので安心して使えます!

5GについてはLINEMOと大きな差があります。詳しくは「5G基地局数」をご覧ください。

サト

楽天モバイルはガンガン使いたい場合におすすめです。

LINEMO

LINEMOと楽天モバイルをコスパで比較

LINEMO楽天モバイルのコスパに関する比較表は次のとおりです。

LINEMO楽天モバイル
初期費用・解約手数料0円0円
一時帰国中の費用/月3GB:990円
20GB:2,728円
〜3GB:1,078円
〜20GB:2,178円
20GB〜:3,278円
ギガを使い切った後低速でネットが使える20GBを超えると月3,278円で使い放題
国内通話料/30秒22円
(LINEの通話は使い放題)
22円
(アプリでかけ放題)
維持費/月990円1,078円

比較項目を1つずつ見ていきましょう。

 初期費用・解約手数料

LINEMO/楽天モバイルとも、初期費用・解約手数料はゼロです。

解約手数料がゼロの会社は珍しくないのですが、初期費用までゼロというのはまだまだレア。

サト

両社ともがんばってくれています!

一時帰国中の費用

一時帰国中の費用は、次のとおりです。

LINEMO楽天モバイル
3GB:990円
20GB:2,728円
〜3GB:1,078円
〜20GB:2,178円
20GB〜:3,278円

LINEMOはプランが2つあり、使えるギガがあらかじめ決まっています。

一方、楽天モバイルは使ったギガに応じて料金が決まるシステム。20GBを超えると自動的に使い放題になります。

サト

これだけ聞くと楽天モバイルのほうがよさそうですが、ケースバイケースです。

ギガ数に気をつけていないと、思っていたより高くなることがあるからです。

20GB未満(2,178円)で抑えようと思っていたのに、20GBをちょっと超えて3,278円になった、とかですね。

LINEMOはギガを使い切っても、自動的に課金されることはありません。

次で詳しく見てみましょう。

ギガを使い切った後

ここでは、ギガを使い切った後にどうなるかを比較します。

といっても、楽天モバイルは「ギガを使い切る」という概念がありません。

サト

20GBを超えると自動的に使い放題になるので!

一方、LINEMOは決まったギガを使い切っても、低速で使えます。

「低速」がどれぐらいかはプラン次第でして、次のとおりです。

料金/月ギガ数/月制限中の速度
990円3GB300kbps
2,728円20GB1Mbps

990円のプランは300kbpsですが、この状態でもYouTubeがなんとか見られました

そのときの様子を動画に撮っていますので、ご覧ください。

サト

快適とは言えませんが、許容範囲ではないでしょうか。

音楽ストリーミングやサイトの閲覧などはさほどストレスを感じず使えました。

さらに、LINEのトークや通話(音声・ビデオ)は使い放題です。

LINEについては速度制限がかかることもありません。

LINEMOなら、月990円で一時帰国を乗り切ることもじゅうぶん可能です!

LINEMOはギガを使い切ったあと、550円/GBで追加購入もできます。

国内通話料

国内通話料は、LINEMOも楽天モバイルも22円/30秒です(スマホの標準アプリで通話した場合)。

LINEMOはLINEのトークや通話が使い放題なので、うまく使って節約しましょう。

サト

音声通話もビデオ通話も、いつでも高速で使えます!

一方、楽天モバイルは、Rakuten Linkというアプリを使えば、国内通話が無料でかけ放題

市外局番で始まる番号や、070・080・090など、幅広い番号に対応しています。

維持費

海外でも番号をキープするには、次の維持費がかかります。

LINEMO楽天モバイル
990円1,078円
維持費

とはいえ2社とも海外でも使えるので、ただの「維持費」とは呼べないかもしれません。

海外でできることは、あとで解説しますね。

LINEMO

LINEMOと楽天モバイルを手続で比較

LINEMO楽天モバイルを手続で比較した結果は、次の表のとおりです。

LINEMO楽天モバイル
本人確認書類パスポート・運転免許証・マイナンバーカードなど運転免許証・マイナンバーカードなど
支払方法クレカ・銀行振替・PayPayクレカ・デビットカード・銀行振替・楽天ポイント
海外で申込可 ※1可 ※1
海外で解約可 ※2

※1 申込は海外で、利用開始(開通)の手続は日本で行います。
※2 海外での解約や利用には「世界対応ケータイ」への加入が必須です。新規申込の場合、加入できるのは利用開始から5か月目以降です。また加入手続は基本的に日本で行う必要があります。

順に見ていきましょう。

本人確認書類

申込に使える本人確認書類は、次のとおり(日本国籍の場合)。

LINEMO楽天モバイル
運転免許証
マイナンバーカード
旧型パスポート
新型パスポート楽天モバイルについては補足あり
住民基本台帳カード
身体障がい者手帳
養育手帳
精神障がい者保健福祉手帳
運転経歴証明書
健康保険証

※は、住民票などの補助書類が必要ということです。また、「◎」「◯」などの記号の意味は次のとおりです。

記号について

LINEMO→物理SIM申込・eSIM申込の可否を示しています。
◎:両方OK
◯:物理SIMのみOK
△:eSIMのみOK
✕:両方不可

楽天モバイル→本人確認書類アップロード・AI本人確認(eKYC)の可否を示しています。
◎:両方OK
◯:アップロードのみOK

最大のポイントは、LINEMOなら旧型パスポートだけで申し込める点!

旧型パスポートは、後ろからめくると次の画像の「所持人記入欄」があります。

ちなみに楽天モバイル公式サイトには、パスポートの要件として「所持人記入欄のアップロードが必要」という趣旨のことが書いてあります。

新型パスポートには「所持人記入欄」がないため、使えるかどうかわからず。

公式に問い合わせてみたところ、「おそらく大丈夫だが公式サイトの情報からすると弾かれる(受け付け不可の)可能性もある」とのことでした。

一度試してみて、ダメなら他の書類で申し込みましょう。

支払方法

支払方法は次のとおりです。

申込の際に支払方法の登録が必要なため、こちらで比較しています。

LINEMO楽天モバイル
クレジットカード
デビットカード
銀行振替
PayPay
楽天ポイント

LINEMOはキャンペーンで付与されたPayPayでも料金が支払えます!

一方、楽天モバイルは期間限定ポイントも使えるのが魅力的です。

サト

ここでも、両社ともがんばってますね。

海外での申込

海外での申込は、両社ともオンラインで可能です。

ただ、開通手続(利用開始手続)は日本でしかできないのでご注意ください。

LINEMOなら海外で申し込んでおいて、日本の空港で開通することができます!

その際、「LINEMOかんたんeSIM開通」というアプリがあると、手続がめちゃくちゃスムーズになるのでおすすめです。

ダウンロードは、次のボタンからどうぞ。

海外での解約

海外での解約も、両社とも対応しています。

ただ、LINEMOは新規契約の場合は注意が必要です。公式サイトには次のとおり書いてあります。

世界対応ケータイ(国際ローミング)に加入していれば、ご案内ページよりお手続き可能です。世界対応ケータイ(国際ローミング)に未加入の場合はお手続きできませんので、必ず渡航前に解約のお手続きをお願いします。

LINEMO公式サイトより引用しました。

この「世界対応ケータイ」は、課金開始の5か月後にようやく加入できるからです。

と言っても、解約せず番号をキープするなら問題にはなりません。

一方、楽天モバイルは、物理SIMで契約した場合、解約後にSIMを返送する必要があります。

サト

公式によると返却期限はないとのことでしたが、次の一時帰国の際に忘れず返すようにしましょう。

LINEMOと楽天モバイルを利便性で比較

LINEMO楽天モバイルを利便性で比較した結果を表にまとめました。

LINEMO楽天モバイル
回線品質いつでもどこでもネットが速いいつでもどこでもネットが速い
5G基地局数65,000以上
(2023年4月)
10,129
(2023年6月)
海外での利用ネット/通話/SMS可ネット/通話/SMS可
利用停止なしあり

「回線品質」から見ていきましょう。

回線品質

LINEMOも楽天モバイルも、人口カバー率は99.9%です。

両社とも自社回線を使っているので、時間帯に関わらず高速でネットが使えます。

他社回線を借りているサービスだと、平日昼間などは遅くなる傾向があります。

楽天モバイルは以前は「つながりにくい」という評判がありましたが、その点は克服済み。

ただ、5Gへの対応は遅れている印象です。次項で解説します。

5G基地局数

5Gの基地局数は、LINEMOが楽天モバイルを圧倒しています。次のとおり、6倍もの差がありますからね……。

LINEMO楽天モバイル
65,000以上
(2023年4月)
10,129
(2023年6月)

実際に使っていても、LINEMOはずっと5Gですが、楽天モバイルはほぼ4Gです。

楽天モバイルで「5G」になることもありますが、すぐ4Gに戻ることが多く、「こんなもの」と思って使っています。

ちなみにスピードテストの結果は次のとおりです。

LINEMO(5G)楽天モバイル(4G)
1回目368.923.8
2回目327.523.0
3回目342.329.5
平均346.225.4

平日の朝8:30ごろ、3回ずつ測定しました。単位はMbpsです。

サト

10倍以上の差があってビックリしました……!

楽天モバイルは4Gという点を考慮する必要はあります。

とはいえ、同じ場所・同じ日・同じ時間帯で5Gが使えるサービスと使えないサービスがあり、スピードの差も相当あるというのは事実です。

海外での利用

LINEMO・楽天モバイルともに、海外でネット・通話・SMSが可能です。

LINEMOの場合、海外での利用には「世界対応ケータイ」への加入が必須です。

加入は無料ですが、新規契約の場合、課金開始の5か月後まで待つ必要があるのでご注意ください。

サト

MNPならすぐ加入できます!

また、楽天モバイルが使えるのは70以上の国や地域ということで、LINEMO(220以上)と比べると3分の1程度。

とはいえ、海外でも月2GBまで無料で使えたり、海外→日本に無料で通話できたりと、何かとお得です。

対象の国や地域は、楽天モバイル公式サイトでご確認ください。

利用停止

楽天モバイルは、長期間(180日間)利用がないと、利用停止の可能性があります。

まあ、海外にいる間も使っていれば問題はないのですが。

LINEMOは、そもそも利用停止の心配はありません。

まとめ

この記事では、一時帰国を念頭にLINEMOと楽天モバイルを比較しました。

かんたんな選び方は、次のとおりでした。

かんたんな選び方
  • 安く済ませたい→LINEMO
  • ガンガン使いたい→楽天モバイル

LINEMO・楽天モバイルについてまとめた記事もあります。

また、一時帰国用のSIMを比較した記事もありますので、よろしければご覧ください。

ご参考になれば幸いです!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
タップできる目次 Table of Contents