今回は、ジャカルタ空港鉄道の駅の1つ、BNI City駅をご紹介します。
BNI City駅とは?
BNI City駅とは、ジャカルタ空港鉄道の路線にある駅です。
BNIは銀行の名前で、この駅は、BNI本店ビルのすぐ近くにあります。
ロケーションはこんな感じ。
ちなみに別名は「Suriman Baru駅」で、インドネシア語のWikipediaにもこの名前でエントリーがあります。
「Sudirman」はジャカルタのメインストリートの名前(英雄の名前でもあります)。そして、「Baru」は「新しい」という意味。
この駅からすぐ近くに、昔から「Sudirman駅」があるので、それと区別したかったのでしょう。
が、駅舎には「Sudirman」の「S」の字もなく、あくまで「BNI City」です。
アクセス
まず、駅から、または駅までのアクセスで一番おすすめなのはMRTです。
といっても、MRTは、まだ13駅しかないのですが……。
MRTについて、詳しくは次の記事にまとめてあります。
また、BNI City駅⇄市内各地には、バスが出ていますが、あまりおすすめできません。
日本人の強盗被害があるとちらほら聞くんですよね……。
そんなバスについては、↓の記事にまとめてあります。
ここからはMRT、バス以外の交通手段についてご紹介します。
市内からBNI City駅
市内からBNI Cityに行く場合は、タクシー、またはオンラインタクシーも使えます。
オンラインタクシーについては、こちら↓の記事をどうぞ。
BNI City駅から市内
次は、BNI City駅から市内に出る場合です。
わたしは駅前にスタンバイしているタクシー(ブルーバード)を使わざるを得ませんでした。
オンラインタクシーを呼んでみたのですが、駅前でスタンバイしているタクシーに気をつかってか、何度試しても誰も来てくれず……。
どうしてもオンラインタクシーを、という方は、↓もひとつの手です。
- 何度か駅で呼ぶ
- ダメなら、駅を出て少し歩いたところ(Sudirman駅など)で呼ぶ
Sudirman駅までは550m。ルートを載せておきます。
ちなみにブルーバードというタクシーは、インドネシア最大手で、わたしもオンラインタクシーが出てくる前は頻繁に使っていました。
信頼度で言えば今もタクシー業界でナンバーワンです。
フロアガイド
では、次は各フロアに何があるのかをご紹介しましょう。駅舎は3階建てです。
以下、1番下のフロアから順に、1階、2階、3階として話を進めます。
1階
1階は駅の出入口、およびホームがあります。
出入口のところには、タクシー(ブルーバード)や、バスがスタンバイしていました。
2階
2階には改札や、BNI(銀行)の支店、コンビニ、レストランなどがあります。
改札は乗車専用と、降車専用に分かれていて、なかなかちゃんとしてるなあ、と思います。写真では、右側手前の人だかりができている方が乗車専用、左奥のほうが降車専用です。
しかし。このフロアには、券売機はなかったりします……。チケットを買うには、3階まで行かないといけません。
こちら、BNIの支店。なんか、華やかです。
コンビニは準備中でしたが、小規模なものは営業していました。
規模が小さい方はおそらく一時的なもので、準備中の方がオープンすれば用済みになるものと思われます。
また、駐車場直結の出入り口もあります(2か所)。車を駐車場にとめて電車を利用する場合は、1階からではなく、ここから入るようです。
レストランは、2018年1月時点では準備中のところが多かったです。今はどうなっているのやら。
ちなみに2月に行ったときは確認する時間がありませんでした……。
3階
3階は肝心の券売機と、ファーストフードを売るブースが何か所かありました。
移動がめんどくさい?
すでにお気づきかもしれませんが、駅の中での移動が面倒な場合もあります。
空港に向かうという場合に、駅に1階から入ると、
- 1階(駅に入る)
- 2階(スルー)
- 3階(チケット購入)
- 2階(乗車)
……という移動が必要です。けっこう面倒ですよね。せめて、券売機が2階にあればいいんですが。
空港からBNI Cityに来たという場合は、2階から1階に降りればそれでOKです!
まとめ
今回は、ジャカルタ空港鉄道の駅の1つ、BNI City駅をご紹介しました。
駅の中での移動が面倒な場合もありますが、駅自体は市内にあってロケーション抜群。うまく活用したいですね。