一時帰国中に携帯をどうするかは、悩みのタネですよね……。
携帯大手3社(ドコモ・au・ソフトバンク)は、携帯を長期間使わない場合、携帯の番号やアドレスを保管してくれるサービス(有料)を展開しています。
この記事では、「番号/アドレス一時休止サービス」についてご紹介します。
「番号/アドレス一時休止サービス」の費用
各社の「番号/アドレス一時休止サービス」の費用(税込)を表にまとめました。
休止手続費用 | 月額 | |
---|---|---|
ドコモ | 1,100円 | 番号440円、アドレス110円 |
au | 2,200円 | 409円 |
ソフトバンク | 0円 | 429円 |
ドコモとauは一時休止の手続きにも費用が発生しますが、ソフトバンクは無料。
また、各社とも、一時休止中は毎月費用が発生します。
中でも、ドコモだけは番号を休止する費用とアドレスを休止する費用が分かれていますね。
なお、休止後、利用を再開する手続きの費用は、3社とも無料です。
月400〜500円をどう考えるか
一時休止の費用は、各社とも月に400〜500円程度です。
安いのかもしれませんが、年間では5,000円弱〜6,000円の出費に。
これだけあれば、たとえばAmazonプライムの年会費をまかなえてしまいます。
もちろん「休止」なので、海外で認証SMSを受信するといった使い方もできません。
手続き方法
一時休止、および利用再開の手続き方法をそれぞれ表にまとめました。
一時休止の手続き方法はこちら。
オンライン | 電話 | 来店 | |
---|---|---|---|
ドコモ | |||
au | |||
ソフトバンク |
オンラインで手続きができるのは、ドコモで一時休止をする場合だけ。
一方、利用再開の手続き方法はこちらです。
オンライン | 電話 | 来店 | |
---|---|---|---|
ドコモ | |||
au | |||
ソフトバンク |
利用を再開する場合は、3社ともオンラインではなく、来店か電話での手続きになります。
格安SIMへの乗り換えもおすすめ
大手3社は維持費が高いのですが、格安SIMに乗り換えることで、維持費を抑えながら番号をキープすることもできます。
実際に使っておすすめする3社は次のとおりです。
LINEMO | HISモバイル | 楽天モバイル | |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 3,300円 | 0円 |
維持費/月 | 990円 | 280円 | 1,078円 |
3GB/月の料金 | 990円 | 770円 | 1,078円 |
20GB/月の料金 | 2,970円 | 2,090円 | 2,178円 |
海外で申込 | 可 ※1 | 可 ※1 | 可 ※1 |
海外で解約 | 可 ※2 | 可 | 可 |
電波 | いつでもどこでもネットが速い | ネットが遅くなる時間帯も | いつでもどこでもネットが速い |
海外での利用 | ネット/通話/SMS可 ※2 | 通話/SMS可 | ネット/通話/SMS可 |
利用停止 | なし | なし | あり |
その他の特長 | LINEを使ってもギガ数が減らない ※3 | 初期費用は特典でまかなえることも | 海外→日本に無料で電話し放題 |
オススメ度 | |||
公式サイト |
※1 申込は海外で、利用開始(開通)の手続は日本で行います。
※2 海外での解約や利用には「世界対応ケータイ」への加入(無料)が必須です。新規申込の場合、加入できるのは利用開始から5か月目以降です。また加入手続は基本的に日本で行う必要があります。
※3 一部LINEギガフリーの対象外あり。LINEでのトーク、音声・ビデオ通話などは使い放題です。
ご参考まで。
まとめ
この記事では、携帯大手3社の「番号/アドレス一時休止サービス」についてご紹介しました。
格安SIMなら維持費が抑えられるので、海外赴任や留学を機会にMNPを検討してみるのもいいかもしれません。