わたしはCIMB Niaga銀行(以下、Niaga銀行)をメインバンクにしていました。この記事では、その理由をご紹介します。
大きくは、↓の3点です。
- マレーシアのCIMB銀行傘下で安心
- ネットバンキングが便利
- いろいろおトク
では、見ていきましょう!
①マレーシアのCIMB銀行傘下で安心
まず、Niaga銀行は、マレーシアで2番目に大きいCIMB銀行の傘下です。
正式名称に「CIMB」と入っているのは、そのためです。
とにかく、大手銀行傘下というのはひとつの安心材料になりますね。
②ネットバンキングが便利
2点目に、Niaga銀行は、ネットバンキングが便利なことも大きいです。
あとでご紹介する定期預金も、ネット上で申し込むことができるので銀行に行く必要はありません。
また、支払いや振込み、定期預金申し込みなどの際にワンタイムパスワードが必要なのですが、それも登録してある携帯番号にテキストメッセージで送られてきます。
インドネシアの大手行はワンタイムパスワード用に電卓のようなものを利用しているところが多いのですが、いちいち持ち運ぶのも面倒だったりします。
その点、Niaga銀行だと、携帯さえあれば、ネットバンキングが使えてかなり便利です。
③いろいろおトク
3点目に、いろいろおトクなことが挙げられます。
4つほど見てみましょう。
①マレーシアでのATM引き出し手数料が無料
まず、マレーシアでリンギットを引き出す場合、CIMB銀行のATMなら引き出し手数料が無料になります!
わたし、ビザの関係で、2019年1月に2週間ほどマレーシアに滞在したんですが、そのときは本当にお世話になりました。
2週間分の生活費を現金で持ち運ぶなんて、心配で仕方ありませんからね。
レートも、空港で両替するよりはいいレベルです。さすがに町中の両替商には負けますが。
②日本でもATM引き出し手数料が無料(条件あり)
それから、なんと日本でもATM引き出し手数料が無料になる場合があるんです!
条件は、次のとおりです。
- 口座が「Octo Saver」または「Tabungan Xtra」である
- 前月末時点での残高が200万ルピア以上ある
この条件を満たしていると、月に20回も引き出し手数料が無料になります。
またセブン銀行だと、日本側の手数料もゼロなので、手数料をまったく払わずに円を引き出すことができるんです。
レートもかなりよくて、前回一時帰国した時に調べたら、Yahoo!のレートと全く同じでした。
このYahoo!のレート、両替の手数料などはもちろん含まれていません。
ちなみに、ルピアを円に「おトクに」両替/送金する方法については、次の記事をご参照ください。
③口座維持費をゼロにできる
それから、3点目は、口座維持費をゼロにできる点!
インドネシアで銀行口座を持つと、毎月口座維持費がかかるのが普通です。
例えば、BNIだと、毎月10,000ルピア。プラス、最近はキャッシュカード手数料と称してさらに7,500ルピア取られるようになりました。
その点、Niaga銀行だと、1か月の平均残高が100万ルピアを超えている場合、口座維持費が全くかからないんです!
平均残高が100万ルピア、というのは、たとえば次のような場合。
1か月が30日として、1日から29日まで残高がゼロだったとします。
それでも、30日に3,000万ルピアあれば3,000万÷30日で、1日平均100万ルピアに。
この場合、口座維持手数料はゼロで済みます。
言い換えれば、日々多少の増減があっても、毎日の残高の合計が3,000万ルピアあればいい(1か月が30日の場合)ということになりますね。
④定期預金の利息が高い
最後に、Niaga銀行は定期預金の利息が高めに設定されています。
ちょっと調べてみたところ、BNI、BCA、mandiriといった大手と比べると、Niaga銀行は0.25%も利息が高い!!
わずか0.25%の差、と思ってしまうかもしれませんが……。
たとえば100万円預けているとすると、1年で2,500円もの差が出てくるんですよ!
なので、わたし、定期預金はNiaga銀行1本……だったのですが……。
この金利が、外国人には適用されなくなってしまいました。
というのも、高めの利息は、ネットバンキング限定。
そして、2019年1月現在、外国人はネットバンキングではNiaga銀行の定期預金が開けなくなっているからなんです……。。
なので、今後、定期預金はMaybankがメインになりそうです。
Maybankだと外国人もネットで定期預金を開けますし、利息もいいので!
まとめ
この記事では、わたしがNiaga銀行をメインバンクにしていた理由をご紹介しました。
安心、便利、おトクと3拍子そろったNiaga銀行。
心からおすすめします!