インドネシア語で「見る」「見つめる」「眺める」「横目で見る」を言えますか?




サト
こんにちは! インドネシア語学習歴21年、インドネシア滞在歴9年のサトです。

今回は、インドネシア語の「見る」と、関連する言葉をご紹介します。

 

【1】lihat / melihat

まず、一番基本になるのが「lihat / melihat」。これは日本語の「見る」に当たります。

日常会話では、「me」のない「lihat」という形がよく使われます。

チャットなどではさらに「h」もない「liat」という形も見かけます。「liat」が会話で使われているかどうかは、正直よくわかりません。

サト
そこまで聞き分けられないんです……。

 

物理的に「見る」場合はもちろん、「様子を見る」なんていう場合にも使われます。

 

「lihat / melihat」の例文

Maaf tadi tak lihat HP.(ごめん、さっき携帯見てなかった。)

Kita coba lihat dulu ya.(様子を見てみましょう。)

 

【2】nonton / menonton

次にご紹介するのは、「nonton / menonton」。

これは映画やテレビ、試合、コンサート、演劇などを「見る」場合に使われます。動きのあるものをずっと見ている感じですね。

Miru in indonesian 01

「nonton / menonton」単独で、「映画を見る」という意味で耳にすることが多いです。

「melihat」と同じく、日常会話では「me」のない「nonton」がよく使われます。

「nonton / menonton」の例文

Kita nonton yuk! (映画見ようよ! )

Saya jarang nonton TV.(テレビはあまり見ない。)

それから、サッカーのワールドカップの時期になると、カフェなどで「nonbar」というイベントが開催されます。

これは、nonton baren(一緒に観戦)」を省略したものです。

もちろん、テレビでの観戦ですが。

 

【3】menatap

3つ目は、「menatap」。これは日本語の「見つめる」「ジロジロ見る」に当たります。

Miru in indonesian 02

わたしは日常会話ではあまり聞かないのですが……。

わたしは昔インドネシア語留学をしていて、当時使っていた本に、こんな例文を見つけました。

 

Mengapa ia menatap wajahku seperti itu? (なんであの人、わたしの顔をあんなにジロジロ見てくるんだろう。)

『Pelajaran Bahasa Indonesia untuk TIngkat Madya Cakrawala Indonesia』より引用

 

 

【4】memandang

4つ目は、「memandang」です。これは日本語の「眺める」。

Miru in indonesian 03

日常会話ではこれもあまり聞かず、むしろ派生語の「pemandangan(眺め、景色)」を耳にすることのほうが多いです。

「pemandangan」の例文

Pemandangannya bagus! (いい眺め!)

 

また、話はそれますが、「memandang」は「pandang」という言葉から派生しています。

この「pandang」の最後に「an」をつけると「pandangan」になるのですが、これは「見方、考え方」という意味。

日本語もインドネシア語も「見る」と「考える」が共通の意味を持っているというのは、興味深いです。

 

 

【5】melirik

最後は、「melirik」。これは「横目で見る」という、日本語では一語で表せない言葉です。こういう違いがあるのって、おもしろいなあ、と思います。

Miru in indonesian 04

わたしは日本語教師をしているので、試験監督もするのですが、たまにこの言葉を使います。カンニングを試みる学生が少なからずいるんですよね……。

サト
しかもバレバレだったりします。
「melirik」の例文

Jangan melirik!(カンニングすんな! )

 

まとめ

今回は、インドネシア語の「見る」と、関連する言葉をご紹介しました。

表にまとめておきます。

 

No インドネシア語 日本語
1 lihat / melihat 見る
2 nonton / menonton (映画などを)見る
3 menatap 見つめる
4 memandang 眺める
5 melirik 横目で見る

ご参考になれば幸いです!