この記事では、インドネシア語の「tukar」「ganti」の違いをご説明します。
「tukar」も「ganti」も「かえる」
「tukar」「ganti」は、いずれも「かえる」というのが基本的な意味です。
なので、わかりにくいわけですね。
「同じ状態/価値かどうか」がポイント
「tukar」と「ganti」は、「同じ状態/価値かどうか」がポイントです。
と言われても、よくわかりませんよね。
例を見ていきましょう。
「tukar」の例
まずは、「tukar」。「tukar」の前後では、「状態/価値」は変わりません。
例を見てみましょう。
- tukar/ menukar* uang (両替する)
- tukar/ menukar* seragam (ユニフォームを交換する)
*「menukar」はフォーマルな言い方
先ほどの「状態/価値が変わらない」ということですが、「tukar uang」で円をルピアに両替する場合を考えましょう。
自分が持っていた円を両替商に渡すと、それ相応のルピアを手に入れることになります。両替商からすると、円を渡して、それ相応のルピアを手に入れる。
また、「tukar uang」は、お金を細かくする場合にも使うことができます。いずれにせよ、自分の手元にも、相手の手元にも、同じ価値のお金が残ります。
こういう場合は、「tukar」を使うことになります。
また、サッカーの試合が終わってからユニフォームを交換する場合も同様です。
ちなみに、ニュースでよく「bertukar pandangan」という言い方を耳にします。
これは「意見交換する」という意味。「tukar」でも「menukar」でもなく、「bertukar」です。
インドネシア人の先生に聞いたところ、「意見」には形がないから「bertukar」を使うとのことでした。
「ganti」の例
次に、「ganti」ですが、これは古いものやダメになったものを新しくする、ということで、「ganti」の前後では「状態/価値」が変わります。
例を見てみましょう。
- ganti/ mengganti* lampu (電球を取り替える)
- ganti/ mengganti* baju (着替える)
*「mengganti」はフォーマルな言い方
電球を取り替えると、古い電球から新しい電球になるので、状態が変わります。
また、着替えも同様ですね。
ちなみに、「後任」を表す「pengganti」ということばがあります。「ganti」に接頭辞「pe」がついた形ですね。
これも、前任の人はそのポジションには残らない(同じ状態ではない)ので、「ganti」がぴったりなわけです。
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まとめ
この記事では、インドネシア語の「tukar」「ganti」の違いをご説明しました。
前後で「同じ状態/価値かどうか」がポイントということでしたね。
同じ場合は「tukar」、違う場合は「ganti」を使いましょう。
ご参考になれば幸いです!
また、おすすめのインドネシア語学習法をまとめた記事もあるので、よろしければ!!