[まるごと日本のことばと文化] 未婚率に関するプリント作成→授業で使ってみた




サト
こんにちは! インドネシア語学習歴21年、日本語教師歴歴9年のサトです。

今回は、日本語の授業用に作成したプリントをシェアします。テーマは、「20〜34歳の女性の未婚率」です。

男女問わず、日本とインドネシアの未婚率を調べたかったんですが、女性にフォーカスしたデータしか見つからなかったんです……。

 

『まるごと』初中級用に作成

今回のプリントは、『まるごと 日本のことばと文化 A2/B1初中級』のトピック6「結婚」が終わった段階で使おうと思い、作成しました。

同トピックでは、結婚に至るまでのプロセス、結婚式でのスピーチ、結婚式でのマナーなどなど、「結婚」についての話題が満載。

サト
まあ、「結婚」というトピックなので、当たり前なのですが。

プラスアルファとして、「どれぐらい結婚していないのか」ということも知ってもらえるよう、プリントを作りました。

「日本で結婚しない人が増えている」というのを知っている学生が多いのは事実です。

が、具体的な数字を見ながらインドネシアと比べることで、また新しい発見があるかもしれないと考えました。

 

プリント

プリントは、1枚にまとめました。

パワーポイントのファイルは、こちらでダウンロードできます。

ただし、MacのKey Noteで作ったファイルを変換しているので、レイアウトなどが若干ずれるかもしれません。

構成は、以下のとおりです。

プリントの構成
  • 都市別未婚率グラフ(都市名は一部空欄)
  • 質問1: ①〜⑤は、どの町だと思いますか。(選択式)
  • 質問2: 未婚率が高い町は、どんな特徴があると
思いますか。
  • 質問3: インドネシアの未婚率は、これからどうなると思いますか。どうしてですか。

グラフのデータは、「東南アジア20〜34歳女性 都市別比較」を参照しました。

質問は、できるだけ学生に考えてもらえるようなものにしたつもりです。

ちなみに、質問1.の答えは、以下のとおり。

質問1.の答え
  • ①東京…………………61.8%
  • ②シンガポール………54.2%
  • ③クアラルンプール…46.7%
  • (ホーチミン)………34.0%
  • ④バンコク……………30.7%
  • (マニラ)……………28.0%
  • ⑤ジャカルタ…………22.0%

東京が6割ちょっとで、ジャカルタが2割ちょっと……こんなに差があるとは知りませんでした。

それから、グラフに使ったデータの出典は、以下のサイト(PDF)です。2012年の調査と、若干古いのですが、それでも貴重なデータだと思います。

東南アジア20〜34歳女性 都市別比較

 

学生の反応

実際授業を(3名のクラスですが)行ったところ、質問①では全員東京、シンガポールを1,2位に挙げていて、全員正解でした。

質問2(未婚率が高い町は、どんな特徴があると
思いますか)に対する答えを見ても、都市の発展とともに、未婚率が上がるという傾向は理解していたようです。

ただ、第3位に「バンコク」と答えた学生が2名。正しくはクアラルンプールです。

隣の国、というか、わたしの町からは飛行機で30分ぐらいで行けるクアラルンプールですが、あまりイメージがないようです。

質問3(インドネシアの未婚率は、これからどうなると思いますか。どうしてですか)については、「(宗教などの理由で)変わらない」が2名、「今後はお金を稼ぐことを重視する人が増えるので、未婚率は上がる」が1名でした。

今回の授業では3名しかいなかったのですが、もう少し大人数のクラスでも使ってみたいと思います。

 

まとめ

この記事では、日本語の授業用に作成した、「20〜34歳の女性の未婚率」がテーマのプリントをシェアしました。

わたし自身、東京とジャカルタの未婚率の差に驚きましたし、勉強になりました。

『まるごと』そのものについてはこんな↓記事を書いていますので、よろしければどうぞ。

『まるごと 日本のことばと文化』のここがすごい! 2年使ってみた感想

ご参考になれば幸いです!




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