最近、勤務校で『まるごと』入門の「かつどう」は教科書を使い、「りかい」の方はeラーニングで進めるというコースを開講しました。
当初はeラーニングをちゃんと進めてくれるかどうか不安もあったのですが、今のところ順調です。
この記事では、『まるごと』を使ったコースで、eラーニングをどうサポートしているかをシェアします。
サポート
では早速ですが、eラーニングをサポートするためにやっていることは、次の4点です。
- 授業(Zoom使用)が終わるときにリマインドする
- 随時、グループチャットでリマインドする
- 学生が進捗報告をしたら何かしらほめるリアクションする
- 滞りが見えてきたら、オンラインの修了証が出る旨も伝える
目的は、次のとおりです。
- 忘れるのを防ぐ(①②)
- ある程度ペースを作る(①②)
- 学習を進めるメリットを感じてもらう(③④)
少し補足を。
Google ClasroomなどLMSの利用も検討しなかったわけではないのですが、インドネシアで利用率の高いチャットアプリ(whatsapp)に軍配が上がりました。
それから、③の進捗報告の際には、マイページのスクリーンショットをチャットで送ってもらっています。
こんな↓感じで、どこまで進んだか一目瞭然です。
あと、インドネシアでは修了証が重視される傾向があるので、④の効果は絶大ではないかと思います。
とにかく、これで、おおむね順調にeラーニングを進めてくれています。
問題発生→解決できそう
それでも、1人、ネット環境の問題でeラーニングを進められないという学生がいました。
無理強いもできないし、かといってほっとけないので、(グループではなく)プライベートメッセージを送ってみたところ……。
マイページ(進捗状況)のスクリーンショットを送ってきまして。
ほかの学生は先まで進んでいるので、グループで報告するのも気が引けたのかもしれません。
なので、ネット接続のいいときを狙って、少しずつでも進めていくように伝えておきました。
まとめ
この記事では、『まるごと』を使ったコースで、eラーニングをどうサポートしているかをシェアしました。
そこまで特別なことはしていませんが、次の2点が特にインドネシアでは(というかわたしのところの学生には)効いているかもしれません。
- インドネシアで利用率の高いチャットアプリを使っていること
- 修了証の存在をちらつかせている(?)こと
とにかく、思っていたよりも順調に進んでいるので、ひとまずは安心しています。