この記事では、インドネシアのオンラインタクシーであるGo-JekとGrabのポイントプログラムを比較してみます。
Grabのほうがおすすめ
Go-JekもGrabもポイントプログラムがあり、利用するたびにポイントがたまっていきます。
そして、ポイントを特典(クーポンなど)と交換できます。
ここまでは同じなのですが、結論から言うと、Grabのほうがおすすめです。
「ためやすさ」「使いやすさ」「還元率」「特典の数」のいずれもGrabのほうが上なんですよね。
①ためやすさ
まず、ためやすさです。
どういうことかと言うと、いくら使ったら何ポイントもらえる、というのが、Grabは決まっているんです。
一方、Go-Jekの場合は、サービスを利用するたびにくじを引くような形。
同じ金額を使っても、もらえるポイントが毎回変わります。
毎回変わるのがドキドキしていい、という意見もあるかもしれませんが……。
個人的には、ポイントをちゃんと計算できる方がありがたいです。
②使いやすさ
使いやすさも、Grabのほうが上です。
Go-Jekの場合、同じクーポンは月に2回までしか取得できないという制限があります。
一方、Grabはこういう制限がないので、ポイントさえあればいつでもクーポンが取得できます。
ちなみに、わたしが一番よく使うクーポンは、運賃の割引です。
Grabだと週に1回はクーポンを利用しているのですが、Go-Jekでは2週間に1回しか使えないわけで。
あとで書きますが、Go-Jekはもともと特典の種類が少ないのに、その上制限までかけられるとは……。
そんな、殺生なー!
と、叫びたくなってきます。
③還元率
それから、還元率です。
Grabは最大6%なのに対し、Go-Jekは1%未満……。
たとえば、運賃10,000ルピア引きのクーポンで比較してみましょう。
10,000ルピアのクーポンはGo-JekにもGrabにもあるので。
Go-Jekはもらえるポイントがその都度変わるのですが、実績をもとに計算しています。
必要なポイント | 必要な金額 | 還元率 | |
---|---|---|---|
Go-Jek | 1,000 | 約114万ルピア | 約1% |
Grab | 390 | 約16万ルピア | 約6% |
1万ルピアのクーポンを手に入れるのに、Grabだと16万ルピア使えばいいのに対し、Go-Jekだと100万ルピア以上使わないといけません!
ちなみに、Grabが「最大」6%と書いたのは、アカウントのグレードによって違ってくるからです。
6%は、最高のグレードであるプラチナクラスの場合です。
といっても、ふつうのグレードでもプラチナクラスの半分のポイントがもらえます。
ということは、6%の半分、3%の還元率はあるということですね。
なので、やっぱりGo-Jek(1%)をはるかに上回っています!
④特典の数
最後に、特典の数を見てみましょう。
Go-Jekの場合、クーポンは自社サービスのものなどが8種類。
あと、現物(スマホ、デジカメ、スマートスピーカー)がもらえるもの3種類の計11種類です。
その点、Grabはカテゴリーだけで7種類!
自社サービスのクーポンはもちろん、オンラインショップや飲食店、コンビニ、携帯のチャージなどなど、盛りだくさん。
数えてみたら、60種類を超えていました!
Go-Jekも昔はよかった
ちょっと昔話をさせていただくと、Go-Jekも昔はがんばってたんです。
還元率も高かったですし、利用制限もありませんでしたし。
クーポンの種類も多く、なんならTOEICを割引で受けられるというようなものまでありましたし。
今はポイントプログラム自体に注力していない印象を受けます。
まとめ
この記事では、Go-JekとGrabのポイントプログラムを比較してみました。
Go-Jekはいいところなく、Grabのボロ勝ちという結果ですね。
ご参考になれば幸いです!