今回は、わたしの町(インドネシア)の2017年3大ニュースをご紹介します。
ちなみにわたしが住んでいる町は、スマトラ島という島にあり、人口100万人ぐらい。
独自調査では、在留邦人(ここに住んでいる日本人)は2-3名。なんぼ多くても、2桁には届いてないかなあ、という感覚です。
第3位 「MARUGAME UDON」開店
では、第3位から。
日本人がほぼいないわたしの町に、来てくれました。
MARUGAME UDON!
これ、某うどん屋さんのパクリじゃありませんよ! あの丸亀製麺が海外に出てくると、この名前になるのです。
2017年1月20日のオープン以来、私のお腹を満たし続けてくれています。ありがたや。
といっても引きこもり気味のわたしは、あまり店には行きません。
この店がモールか何かの中にあればついでに買い物もできるのですが……。
隣にピザハットがあるぐらいで、何もないのでなおさら行く気が起こらないのです。
じゃあ、どうやってうどんでお腹を満たしているのかというと……第2位のニュースに答えがあります。
第2位 オンラインタクシー操業開始
第2位。私の町にもやってきました。オンラインタクシー!
- Uber
- Go-Jek
- Grab
……の順番に。全て、2017年の出来事です。
この中でいちばんお世話になっているのは、2番のGo-Jekです。
Go-Jekとは
という方も多いのではないでしょうか。
それもそのはず。このGo-Jekはインドネシア生まれの会社で、インドネシアでしかサービスを提供していないのです。
もともとOjekというバイクタクシーをもじってつけられたこの名前。当初はその名の通りバイクタクシーのみでしたが、ほどなく車でのサービスも開始。
この車でのサービス(オンラインタクシー)が私の生活を変えてくれました。気軽に出かけられるようになったからです。
わたしは自分の車もバイクもありません。かといって従来のタクシーに乗ると最低運賃として2万ルピア(160円強)は払わなければなりません。
ところがこのオンラインタクシーだと最低運賃は8,000ルピア(70円弱)! タクシーの半額以下ですね。
もちろん長距離も従来のタクシーより格安です。半額とまではいきませんが、だいたい、6がけといったところでしょうか。
また、公共交通機関もあるにはあるのですが、時刻表がないものがほとんど。あっても、あるだけです。
その点、オンラインタクシーだとスマホで配車を依頼した時点で最寄りのドライバーを探してくれるので、大体5分も待てば来てくれるのです!
タクシーだけじゃない!
ちなみにバイクには危ないので乗っていません。しばらく使っていたのですが、なぜかみんなスピード出したがるんですよね……。
しかし。バイクにもお世話になっています。
という疑問を持たれるかもしれませんね。
実はこのオンラインタクシーサービスは、乗客を乗せるだけではありません。
提携しているレストランの料理を配達してくれるのです!
先ほどのMarugame Udonとも提携しているので、うどんが食べたくなったらスマホを取り出して注文しています。
もちろん、Marugame Udonだけではなく、わたしの町にある無数の食堂やレストラン、ハンバーガーショップやなんならスタバとも提携しているので、いつも何を食べるか真剣に悩んでしまいます。
ジャカルタなんかだと、大戸屋とも提携していて、定食を配達してもらうこともできるのですが、今のところわたしは指をくわえて見ているだけです。
第1位 日本人、千客万来
そして、第1位!
4月から5月にかけて、日本人のお客さんが多数わたしの町に来てくださいました。
ご来訪順に表にしてみると……。
No. | ご来訪時期 | お住まい(当時) | |
1 | 4月中旬 | 以前勤めていた会社の先輩 | ジャカルタ近郊 |
2 | 4月下旬 | 留学時代の同級生で人生の先輩 | インドネシアのバンドン |
3 | 4月下旬 | 日本語の大先生 | インドネシアのパダン |
4 | 4月下旬 | 以前仕事でお世話になった方+ご友人 (計3名) |
ジャカルタ |
5 | 4月下旬 | 日本総領事館の方 | インドネシアのメダン |
6 | 4月下旬 | 日本語学校*の出資者の娘さん | 大阪 |
7 | 5月上旬 | 日本語学校*の出資者 | 大阪 |
*この「日本語学校」はわたしの勤め先。
4月はほぼ毎週来客があったのですが、こんなことは初めて。中には大学や日本語学校に来てくださり、学生と交流をしてくださった方もいて、学生は緊張しつつも、喜んでいました。なんせ、日本人がほぼいない町ですから……。
↑勤め先の日本語学校
そして、もちろんわたしも大喜び。日本語で思いっきりしゃべれる機会はかなり限られるので。
4月下旬は瞬間最高風速、ではありませんが、外から来た日本人が5名もいた瞬間があったわけです! しかも一堂に介して、集合写真まで撮りました。その写真をお見せできないのが残念……。
とにかく。わたしが住んでいる町は、はっきり言って、観光資源がありません。
学生に「どこかおもしろいところない?」と聞いても
「ありません!」
と即答されるのがオチ。それなのに、わざわざ飛行機に乗って来てくださるなんて……うれしすぎました。
まとめ
というわけで、2017年を、「(日本人がほぼいない)わたしの町の3大ニュース」という形で振り返ってみました。3つのうち2つが日本がらみのニュースというのは、うれしい限りです。
ちなみに、2018年は日本とインドネシアの国交樹立60周年に当たる、記念すべき年。振り返りの記事は10大ニュースぐらいになって、日本関係のニュースで埋めつくされることはほぼ確定ですね。