この記事では、インドネシアの母の日をご紹介します。
インドネシアでは12月22日
まず、インドネシアの母の日は5月第2日曜日……ではありません。
12月22日です。
理由をインターネットで調べたところ、1928年12月22日に、インドネシア女性評議会(Kongres Perempuan Indonesia)の会合が初めて行われたからだそうです。
そして1959年に、大統領令で晴れて母の日に制定。
先ほどの「インドネシア女性評議会」というのは、インドネシアの女性運動の団体がひとつになってできたんだとか。
とか思ってしまったのですが、なぜ「母の日」になったかの経緯は不明です。
女性運動のリーダーが全員お母さんだったのかもしれません。
ちなみにインドネシア語で「母の日」は「Hari Ibu」と言います。「hari」は「日」、「Ibu」は「お母さん」ですね。
母の日にすること
母の日にはお母さんへの感謝を伝えます。
学生に聞くと「母の日には、お母さんのためにお祈りをします」という答えも多く、感謝をどう表現するかは(当然ですが)自由。
インターネットのショッピングサイトなんかは、母の日半額セールなどのプロモーションを大々的に行っていますが……。
Ini saatnya rayakan kasih ibu yang tak terhingga sepanjang masa dengan promo Diskon Hingga Setengah Harga! Berlaku hanya hari ini saja, cek di https://t.co/3Y0POum1Cl #DimulaidariTokopedia pic.twitter.com/voM6MUvFwt
— Tokopedia (@tokopedia) 2017年12月22日
Kapan terakhir kamu memberi Ibu hadiah istimewa? Gak perlu nunggu hari ulang tahunnya. Rayakan Hari Ibu dengan aneka hadiah istimewa untuknya di sini mulai dari Rp49.000. #MulaiAjaDulu di https://t.co/rikZrvnnVm pic.twitter.com/GaYV66VNsY
— Tokopedia (@tokopedia) 2018年12月22日
日本に留学経験のある友人に聞くと、
とのことでした。
母の日、必要?
インドネシアでは、普段からSNSで、お母さんに対する感謝や賛辞をよく見かけます。
「Terima kasih Ibu(ありがとう、お母さん)」で検索すると、母の日でもないのに、わんさかヒットします。
terima kasih untukmu ibu, wanita paling berani yang pernah mempertaruhkan nyawanya untukku, i love you mom ♥
— Septi Tri Wahyuni (@12_Septi) 2018年5月10日
Terimakasih Ayah & Ibu., maaf jika aku blm bisa
membahagiakanmu. Semoga Tuhan membalas
semua kebaikan2mu. Aamiin.— Tika Mftkhul Jannah (@TikaaMJ) 2018年5月10日
Terimakasih untuk Ayah dan Ibu, Maafkan aku jika aku belum sempat membahagiakanmu dengan Usahaku
— Bella Sianita (@BellaSianitta) 2018年5月10日
なので、いい意味で母の日は必要なのかな、と思ってしまいます。
個人的には、「母の日ぐらいは感謝の気持ちを伝えよう……」と思ってしまうのですが、インドネシアの人々は普段からやってるわけですから。
このあたり、先ほどの友人に聞いてみたところ、
とのことでした。
まとめ
今回は、インドネシアの母の日をご紹介しました。日本と違って12月22日ですが、お母さんに感謝の気持ちを伝えるというのは変わりません。
ご参考になれば幸いです。