ブログを書いていると、こんな壁にぶち当たるかも知れませんね。
- なかなか継続できない
- 記事のネタが切れてしまう
- アクセスが伸びない
この悩み、わたしも経験があります。というか、今も多少なりとも悩んでます。
でも、ヨスさんの『ブログ術大全』という本を読むことでかなり改善されました。
そしてブログのレベルをもっと上げたいと思い、手に取った本があります。
この記事では、『マクサン式Webライティング実践スキル大全』という本をレビューします。
著者について
ではまず、本書の著者をご紹介しましょう。
本書は共著で、著者は次のお二方です。
- 新井涼太(マクリン)氏
- 吉岡智将(サンツォ)氏
くわしいプロフィールは本書に譲りますが、おふたりの共通点は次のとおりです。
- ブログで大成功を収め、多方面でご活躍中
「多方面」のひとつに、「マクサン」というオンラインサロン(共同運営)もあります。
このオンラインサロンでも結果を出すサロン生の方が続出しているんだとか。
本書のボリューム
本書には、著書のお二方がブログ運営やコンサルで培ってきた知見が詰まっています。
当然、ボリュームもものすごいことになっていまして、次のとおりです。
ページ数 | |
---|---|
本編 | 384ページ |
特典PDF | 71ページ |
合計 | 455ページ |
合計で450ページを超えているんですよ!
しかも、購入特典の動画(約20分)までついてきます。
本書の定価は2,200円ですが、このボリュームを考えると安すぎです。
本書の「メッセージ」
先ほどご紹介したとおり、本書はえげつないほどのボリュームがあります。
なので、内容を全て網羅することはもちろんできません。
なので、本書でいちばん伝えたいことは何か、考えてみました。
わたしが思うに、本書のメッセージは、次のとおりです。
検索エンジンにも人間の読者にも「価値あり」と評価される情報を提供することが大切。収益はその結果として得られる。
わたしは本書の構成を見た上で、そして(当然)本文も読んだ上でこのメッセージが大切だと思いました。
少し詳しくご説明します。
構成から分かること
まず、本書の構成は次のようになっています。
STEP | タイトル | ページ数 |
---|---|---|
0 | 有益なコンテツの考え方 | 32 |
1 | 読みたくなる記事の書き方 | 49 |
2 | SEOライティング成功法則 | 90 |
3 | E-A-Tの強化方法 | 43 |
4 | 推敲・リライトの手順 | 9 |
5 | ブログ収益化の戦略 | 76 |
「ブログ収益化の戦略」は、最後のSTEPに入っていることにご注目ください。
ページ数も、76ページ。全体(384ページ)の2割程度と、このSTEPのボリュームが飛び抜けて大きいわけでもありません。
本文から分かること
また、本文でも、著者のおふたりとも同じようなことをおっしゃっているんですよ。
サンツォさんは次の通り述べていらっしゃいます。
僕たちが収益を上げられるのは、この「良質な情報」を読者に提供することで、読者が納得・満足し、読者がお金を支払ってくれるからです。
マクリン・サンツォ著『マクサン式Webライティング実践スキル大全』(2022年 大和書房)より引用しました。
また、マクリンさんも次のように書かれています。
僕たちの人生が変わったのは、(中略)記事を読みやすい形にパッケージングし、検索エンジンから評価してもらいやすいように最適化するということをうまく実践してきたからです。
マクリン・サンツォ著『マクサン式Webライティング実践スキル大全』(2022年 大和書房)より引用しました。
おふたりの発言をまとめると、やはり「検索エンジンにも人間の読書にも評価される記事を書いた結果、収益が発生した」ということになりますね。
ヨスさんの著書にも同じメッセージが
ちなみにこのメッセージ、実はヨスさんが書かれた『読まれる・稼げる ブログ術大全』にも共通していることです。
ヨスさんは、月間PV125万回の「ヨッセンス」などを運営されているプロブロガーですね。
ちなみに、『読まれる・稼げる ブログ術大全』の書評はこちらです。
本書の良い点
本書の良い点を1つだけ挙げるとするなら、実行に移しやすい施策をわかりやすくまとめている点です。
高評価が得られる記事を書き、収益を上げるために、具体的にどうすればいいのかを解説してくれているんですよ。
数ある施策から、個人的なベスト3を(無理やり)選ぶと次のとおりになりました。
- 競合サイトとの差分を埋める方法(187ページ)
- 弱者の戦略(319ページ)
- 記事を書くまでのステップ(130ページ)
「弱者の戦略」については、YouTubeに動画がありました。
ほかにも「刺さった」施策は山ほどあり、ポチったときの期待を軽く上回ってくれています。
詳しくは本書をお読みください!
まとめ
この記事では、『マクサン式Webライティング実践スキル大全』という本をレビューしました。
本書のメッセージは次の通りでしたね。
検索エンジンにも人間の読者にも「価値あり」と評価される情報を提供することが大切。収益はその結果として得られる。
そして、このメッセージの内容を実現するための方法が詳しく載っています。
気になるなら、ぜひ手に取ってみてください!