この記事では、ジャカルタ空港鉄道の乗車率をシェアします。
記事を書こうと思った背景
そもそも、なぜこんな記事を書こうと思ったかと言いますと……。
わたしがジャカルタ空港鉄道を利用したときは、めちゃくちゃ空いていたんです。
人目を気にせず、写真もほぼ取り放題でした。
と言っても、たまたまわたしが乗った電車が空いていただけかも知れません。
なので、乗車率を把握することで、たまたまだったのか、全体的に閑古鳥が鳴いている状態なのかが分かる! と思ったんです。
また、最後に利用したのが2018年の2月と、開業から1か月ほどしかたっていないというタイミング。
できれば、その後の変化も知りたいなあ、という気持ちもありました。
ちなみに、乗車率の目標というのがありまして、↓の記事によると、70〜80%なんだそうです。
“Membakar Uang” di Kereta Bandara Soekarno-Hatta https://t.co/SGNcusQuSX pic.twitter.com/LalCTC9qUN
— Redaksi Petunjuk7 (@petunjuk7) 2018年9月20日
2018年2月時点の乗車率
では、まず、2018年2月の時点での乗車率を見てみましょう。
運良く、記事を見つけました。
Peminat Kereta Bandara Rendah, Menhub Pertimbangkan Penambahan Jadwal https://t.co/SBV4amBgsO
— Kompas.com (@kompascom) 2018年2月10日
↑の記事によると、2018年2月時点での乗車率は、わずか30%。
目標の80%には遠く及ばず、この数字は当然「低い」と見られていました。
記事では、「本数を増やしたり、所要時間を短縮したりして解決したい」という運輸大臣の発言も紹介されています。
で、2018年3月29日のダイヤ改正で、運輸大臣が言っていたことがちゃんと実現!
その結果、どうなったのでしょうか。
2018年9月時点での乗車率
次に、2018年9月時点での乗車率を。これまた運良く、記事がありました。
Kereta Bandara Masih Sepi Penumpang, Mau Sampai Kapan #infotransportasiindonesia https://t.co/xuPZQR69Ih pic.twitter.com/TmnmIT7S6g
— Info Transportasi Indonesia (@transportasindo) 2018年9月18日
↑の記事によると、2018年9月時点での乗車率は、30%〜35%だとか……。
原因は?
なぜ、ここまで乗車率が低いのでしょうか。
要因のひとつとして、空港のターミナルからのアクセスが悪いことが考えられます。
空港鉄道の駅と、各ターミナルは、スカイトレインというモノレールで結ばれているのですが……。
特に第1、第2ターミナルからはスカイトレインの駅まで若干歩かされます。
それで終わりではなくて、13分に1本しかないスカイトレインに乗って、ようやく空港鉄道の駅にたどり着けるわけです。
第3ターミナルからだと、スカイトレインの駅まではすぐなのですが、やはりスカイトレインに揺られて空港鉄道の駅に行く必要があります。
一方、タクシーならターミナルから出てすぐのところにあります。
バス乗り場までは少し歩く必要があるのですが、スカイトレインの駅ほど遠くないし。
ここを改善しようとしても、すでにスカイトレインも作ってしまっているので、物理的になかなか難しいのではないかと思います……。
ちなみに、他に感じた問題点は、↓の記事中、「ジャカルタ空港鉄道の悪い点」というところに書いてあります。
町中の駅のアクセスも、これまた悪いんですよね。
当然、赤字
こんな状況なので、当然、今年は赤字の見込み。これも先ほどご紹介した、↓の記事に書いてありました。
“Membakar Uang” di Kereta Bandara Soekarno-Hatta https://t.co/SGNcusQuSX pic.twitter.com/LalCTC9qUN
— Redaksi Petunjuk7 (@petunjuk7) 2018年9月20日
同記事によると、メダンの空港鉄道も当初は赤字続きで、黒字化するのに4年かかったんだとか。
ジャカルタ空港鉄道が赤字なのも、想定していたのかも知れません。
まとめ
この記事では、ジャカルタ空港鉄道の乗車率をシェアしました。
ご参考になれば幸いです!