こんにちは! 一時帰国を10回以上したことのあるサトです。
一時帰国中に撮った写真を見て「いつも同じ服を着てるな……」と思うようになってから数年がたちました。
日本でいつも会う友だちにも、同じことを思われていることでしょう。
日本で着る服を新調するモチベーションが下がったのには、次の原因があります。
- そもそも服を買いに行くのが面倒
- ネットで買うと失敗するリスクがある
- せっかく買ってもちょっとの間しか流行についていけない
- 好みが固まって手持ちの服で済ますようになった
これではいけないと思いたち、服のサブスクを利用することにしました。
その結果、先ほどの原因はすべて解消され、一時帰国がより楽しくなったんです!
この記事では、服のサブスクである「Uwear」(旧・leeap)を一時帰国に利用して感じたメリット・デメリットを紹介します。
先に結論を書いておくと、次のとおりです。
「UWear」とは?
まずは、「UWear」について説明しましょう。
「『UWear』のことは、もう知ってるよ」という場合は、次の「UWear」を一時帰国に使った感想にお進みください。
「UWear」は、服のサブスクサービスです。
毎月、決まった金額を支払うことで、服を借りられるサービスですね。
概要は、次のとおりです。
- 月額8,580円で服が4点(トップス3点、ボトムス1点)借りられる
- 1か月だけでも利用できる
- 男性用の服を取り扱っている
- スタイリストがヒアリングに基づいて服を選んでくれる
- 服が到着したあと、服の着こなしもアドバイスしてくれる
- 服を返送する手続がかんたんで時間を取られない
まず目を引いたのは、1万円以下で、1か月から利用できる点でした。
服選びはプロのスタイリストがやってくれて、着こなし方までアドバイスがもらえるのも魅力的。
さらに、服を借りると必ず発生する「返送」もLINEで申し込めるなど、手間が最小限に抑えられています。
これは一時帰国にピッタリかも、と思い、試しに使ってみました。
「UWear」を一時帰国に使った感想
「UWear」を実際に使ってみて、いちばん感じたのは、「わたしに合う服を本気で選んでくれている」ということでした。
サイズがピッタリ
いちばんうれしかったのはサイズがピッタリだったこと。
実は「UWear」は身長160cm以上の方を対象にしているのですが、わたしはこの条件を満たしていないんです……。
はじめは「嫌がられるかも」と思ったのですが、親身に相談に乗っていただきまして。
サイズについて次の点をスタイリストさんに事前に伝えると、できるだけわたしの体に合う服を選んでくださいました。
- 肩幅がピッタリな服が好み
- 肩幅が何cmか
スタイリストさんとのやり取りには、LINEを利用します。
そして、届いた服を試着した写真がこちら。
イメージ通りで、大満足でした!
ちなみに3着ともブランドは違っていて、SサイズとMサイズのものがありました。
SとかMとかはブランドによって大きさが違います。
スタイリストさんは機械的にサイズを選ぶことなく、あくまで「わたしの体に合うもの」を選んでくれたのでしょう。
好みにピッタリ
色についても、わたしの好みに、スタイリストさんからの(事前の)提案を加味して選んでくださいました。
結果、届いた服には次の2種類しかなかったんです。
- 自分でも選びたくなる服
- 自分では絶対に選ばないけどいい感じの服
スタイリストさんが選んだ服は、発送後に初めて知ることができます。
事前にスタイリストさんが希望を聞いてくださったのは確かです。
でも、4着中1着ぐらいは、好みに合わない「ハズレ」もあるかなと思ってました。正直なところ。
それだけに、届いた服がすべて「当たり」とわかったときには、スタイリストさんの心づかいが感じられてうれしくなりました。
「おもてなし」を受けている気分にまでなりましたよ!
服を調達するだけならネットショッピングでも事足ります。
でも、自分にピッタリの服を選んでくれる「leeap」には、お値段以上の価値を感じました。
一時帰国に「UWear」を使うメリット
ここまで、「UWear」を使った感想をざっくり書いてきました。
次は、一時帰国を念頭に、「UWear」を使うメリットを解説します。
メリットは、次の3点です。
順に見ていきましょう。
時間が節約できる
まず、「UWear」を使うと、次の時間を節約することができます。
- 服屋に行く時間
- 服屋で店員さんと話す時間
- サブスクならではの手続の時間
一時帰国中は時間をできるだけ有効活用したいですよね。
「UWear」を使うことで、服屋に行く時間や、店員さんと話す時間を節約できます。
ただ、サブスクならではの時間がかかってしまうと、メリットも少なくなるのも確か。
その点「UWear」では、次のとおり、時間や手間を極限まで減らしてくれています。
- スタイリストさんとはLINEでやり取り
- LINEでのお返事がスピーディー(平均5分半)
- 最短2日で服が到着
- 服を返送する手続もかんたん
スタイリストさんとのやり取りはLINE経由です。
わたしの場合は平均5分ぐらいでお返事があってスピーディー。
やり取りは9往復でしたが、相談がその日のうちに完了したのは言うまでもありません。
そしてその2日後に、無事に服を受け取ったのでした。
一時帰国前にスタイリストさんとのやり取りを終えておくと、日本に到着してすぐに服が着られます。
また、サブスクだと服を返送する手続が必要ですが、こちらもめちゃくちゃかんたん。
集荷に来てもらう場合や、セブンイレブンで返送する場合は、伝票すらいらないんです!
服のサブスクは他にもありますが、この手軽さが「UWear」を選ぶ決め手になりました。
荷物を減らせる
次に、「UWear」で服を借りることで、荷物を減らせます。
まあ、これは他のサブスクサービスでも同じですが。
お住まいの国から服を持って帰ったり、日本から服を持って行ったりすると、どうしても荷物が増えますよね。
服1点1点は軽いものでも、点数が多くなればそれなりの重さになります。
わたしが借りた服は4点合計で、1キロを少し超えていました。
1キロか、と思うかもしれませんが、4点とも夏物で、ボトムスは1点のみという構成でした。
冬物だったり、ボトムスが増えたりすると、同じ点数でもさらに重くなります。
「UWear」で服を減らすことで、日本の友人へのお土産や、お住まいの国で使う調味料などをプラスアルファで運べるかもしれません。
季節を気にせずおしゃれが楽しめる
最後に、「UWear」では季節を気にせずおしゃれを楽しめるのも、うれしいポイントです。
たとえば、わたしはインドネシアに住んでいます。
南国に長く住んでいると、冬服にお金を使うモチベーションがすっかり無くなってしまいました。
結果、冬の一時帰国で着る服はめちゃくちゃテキトーなことに……。
その点、「UWear」では季節に合った服が借りられるので、気軽におしゃれを楽しめるわけですね。
なお、「UWear」だとコートはありません。
「select」という服のサブスクサービスではコートも借りられるので、冬の一時帰国の際は利用しようと思っています。
一時帰国に「UWear」を使うデメリット
ここまで、「UWear」のメリットを解説してきました。
でも、「UWear」にも、もちろんデメリットはあります。
次の3点です。
- 服は選べない
- 交換は基本的に難しい
- 服は返さないといけない
順に見ていきましょう。
服は選べない
まず、「UWear」では、事前に服を選ぶことはできません。
この点は、わたしが検討した他のサービス(「select」と「biz服」)も同じです。
服を選ぶのは、あくまでスタイリストさんです。
ただ、先述の通り、事前に相談ができるので、わたしの場合はすべて「当たり」の服でした。
LINEでのやり取りの中で、スタイリストさんからの質問にきちんと答えるようにしましょう。
交換は基本的に難しい
次に、「UWear」では服の交換が基本的に難しいです。
「UWear」公式サイトにも、次のように書いてあります。
必ず着用されたお写真をスタイリストまで送って頂き、明らかにサイズが合っていないと判断した場合にのみ、1配送に1回までスタイリストより新たにサイズを調整した該当アイテムをお送りさせて頂きます。
サイズが違っていて、さらにスタイリストが判断した場合だけ、交換ができるということですね。
でも、わたしの場合は全く問題ありませんでした。
やはり、スタイリストさんに希望をしっかり伝えておくことが大切です。
服は返さないといけない
最後に、「UWear」で借りた服は(当然)返さなければなりません。
なので、返送の手間をゼロにはできません。
これはサービスの特性上、仕方ないですよね。
ただ、先述の通り、「UWear」では返送の手間を極限まで少なくしています。
また、送料も「UWear」負担。
手間は少しかかるけど、お金はかからないわけですね。
「UWear」と他社の比較
「UWear」以外にも、服のサブスクサービスは数多くあります。
わたしはその中から、「UWear」を含む3社を比較しました。
比較の結果は、次のとおりです。
UWear | select | biz服 | |
---|---|---|---|
おすすめ度 | |||
料金/月 ※1 | 8,580円 | 9,680円 | 7,920円 |
借りられる服 ※1 | トップス 3 ボトムス 1 | トップス 3 ボトムス 2 | アウター 2 トップス 2 ボトムス 2 |
スタイリストへの相談 | あり | あり | なし |
買取 | 可 | 可 | 不可 |
服の交換 | 可 ※2 | 可 ※2 | 可(上限あり) |
その他の特長 | 手続がすべてLINEで完了 | コートが借りられるプランも | 15着 借りられるプランも |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
※1 各社ともプランは複数あります。ここでは、月ごとの契約で最安値のものを比較しています。
※2「UWear」と「select」で服の交換が可能なのは、サイズがどうしても合わない場合に限られます。
いろいろな観点から比較をしましたが、次の3点を考えると絞りやすいと思います。
- 借りたい服の点数
- スタイリストの有無
- コートの有無
わたしもこの3点を検討した結果、「UWear」を選びました。
でも冬の一時帰国でコートを借りるなら、「select」を試したいなと思っています。
また、たくさん服を借りる場合は、「biz服」を使うことになりそうです。
まとめ
この記事では、服のサブスクである「UWear」を一時帰国に利用して感じたメリット・デメリットを紹介しました。
まとめると、次のとおりでしたね。
「UWear」を使うと、日本でおしゃれな服を気軽に楽しむことができます。
ぜひお試しください!
なお、一時帰国に服のサブスクがおすすめな理由を解説した記事もあります。
よろしければ、どうぞ。
また、一時帰国におすすめの格安SIMを比較し、おすすめの3社を紹介する記事はこちらです。