今回は、Citilinkという航空会社をご紹介します。
Citilinkとは?
Citilinkは、インドネシアの格安航空会社です。2001年に、国営Garuda Indonesia航空の子会社として設立されました。
Citilinkers mulai 6 Juni 2018, seluruh penerbangan dari/ke Semarang dapat di akses melalui terminal baru di Bandara Internasional Ahmad Yani pic.twitter.com/lrBU4deLBA
— Citilink Indonesia (@Citilink) 2018年6月6日
格安航空会社(LCC)という位置づけです。
が、親会社と同じ路線をバンバン飛ばしていて、わたしみたいな素人は「大丈夫なんかなあ……」とか余計な心配をしてしまったりします。
Citilinkのいい点
そんなCitilinkのいい点を4点、ご紹介します。
【1】定時就航率が高い!
まず、定時就航率が高い点。ここ数年の推移を見ると、まさに右肩上がりです。
2014年 | 2015年 | 2017年 |
---|---|---|
78.20%(9) | 80.27%(6) | 88.33%(5) |
2014年は8割を切っていたのが、2015年には8割に乗せ、2017年は9割に迫る数字に!
カッコ内は、定時就航率の順位。がんばってるなあ、という印象です。
なお、2015年は、下半期(7月-12月)のみの数字です。通年のデータが見つからなかったんです……。
2016年のデータも、ネット上をいくら探しても出てきませんでした。
【2】運賃が最安クラス!
次に、運賃が最安クラスである点!
インドネシアのLCCの中でも、安さで有名なのはLion Airなのですが、Citilinkも運賃ではほぼ変わらないという印象です。
たとえば、5月20日のジャカルタ→スラバヤ便。
こちらは、Lion Air(16:50発)。455,000ルピアです。
そして、こちら、Citilink(17:05発)。480,700ルピアです。
その差、わずか25,700ルピア(200円強)! しかも、定時就航率はCitilinkの圧勝です。
なので、わたしは同じ路線・時間帯でCitiinkとLion Airがあれば、迷わずCitilinkを選んでいます。
【3】ジャカルタ市内の空港にも就航!
Citilinkは、ジャカルタ市内の「ハリム空港」という空港にも就航しています!
ジャカルタにはもうひとつ、スカルノハッタ空港というのもありますが、こちらは町の外れにあります。
詳細は↓の記事にまとめてありますが、もしハリム空港からの便があれば、時間を大幅に短縮できる可能性があります。
【4】日本人スタッフがいる!
最後に、Citilinkには日本人スタッフがいるんです!
前回、わたしがCitilinkを利用したときのことでした。
ジャカルタに向かう飛行機に乗ると、フライトアテンダントが「今日、日本人のFOがいるんです!」と興奮気味に言ってきたんです。
「FO」が初めはなにかわからなかったのですが、あとで調べたら「副操縦士」でした!
そして、この副操縦士さんは、機内アナウンスもしてくれました。インドネシア語・英語のほかに、なんと日本語でも!
おそらく、そのフライトにいた日本人なんて、わたしだけだったと思います。
それでも、日本人がいることを把握してアナウンスしてくれたかもしれないと思うと、感動すら覚えてしまいました。
Citilinkの悪い点
Citilinkの悪い点は、路線と便数が少ないぐらい点ぐらいでしょうか。
同じLCCのLion Airと比べると、2017年の総フライト数はボロ負けです。
Lion Air: 196,932
Citilink: 84,808
まあ、少しずつ大きくなってくれればと思います。
ただ、親会社のメンツも守らないといけないかもしれず、その場合、そこまでは大きくなれないかもしれませんね……。
まとめ
今回は、Citilinkという航空会社をご紹介しました。
ご参考になれば幸いです!