この記事では、わたしの友人がひったくりにあってしまったケースを2件、ご紹介します。
両方とも真っ昼間だったので、けっこう衝撃的でした。
1件目
1件目は、数年前にさかのぼります。
被害者は、当時、同じ大学にいた日本人の先生(女性)。
いつも自宅から歩いてホテルのジムに行っていたのですが、大通りをさけて狭い道を通っていたんだそうです。
で、ある日、後ろから近づいてきたバイク強盗に、カバンを奪われてしまいました……。
しかも、少し抵抗して、転んでしまったそうです。
大きなケガはなく、カバンにも貴重品がなかったのが不幸中の幸いでした。
2件目
2件目は、2018年のこと。
同僚の先生(インドネシア人)が、リュックを背負った状態で車から降りて、車内のものを出そうとしたときでした。
リュックは、正確に言うと右肩にかけた状態だったらしく、そのまま何者かが後ろからひったくって、逃げていったんだそうです!
このときは銀行に用事があったらしく、けっこうな大金と、iPhoneまでカバンに入っていたそうで……。
対策は……
そんな、引ったくりに対する対策に、絶対のものはありません。
ただ、日本の外務省が昔から言っている「安全のための三原則」は、引ったくり対策にも有効です。
その原則は、次の通り。
- 目立たない
- 行動を予知されない
- 用心を怠らない
外務省とコラボしたゴルゴさんも言っています。
安全のための三原則を、友人のケースに当てはめてみましょう。
たとえば、1件目。
被害にあったのは日本人女性だったわけで、それだけですでに目立ってしまいます。
しかも、ムスリムでもなく、ジルバブもしていなかったので、余計です。
わたしの町では、ジルバブをしていない女性は少数派なので。
でも、こういう理由で「目立つ」のは仕方ないですよね……。
また、この友人は、会員になってジムに通っていました。
授業の時間などで、曜日も時間帯も決めていたかも知れません。
本人も、「同じ時間帯に同じ場所で何度も見られていたかも」と言っていましたし。
言い換えれば、予知されやすい行動だったわけです。
2件目はインドネシア人なので、目立っているわけではなかったのですが……。
カバンをしっかり持っていなかったので、厳しい言い方をすれば、用心を怠っていたということになります。
それにしても、大金を持っているタイミングで、待ち伏せのような形でカバンを取られたわけで。
大金を持ち運んでいるというのが、どこかで知られてしまっていた可能性も、なきにしもあらず、です。
まとめ
この記事では、わたしの友人がひったくりにあってしまったケースを2件、ご紹介しました。
1件目も2件目も真っ昼間に起きていますし、2件目に至っては、インドネシア人の先生が被害者……。
わたしもやっぱり気をつけないとなあ、と思い、次のようなことをしています。
- できるだけ歩かないようにしている
- 歩くときはできるだけ貴重品を持ち歩かない
- 貴重品を持って歩くときは周りをよく見る
で、幸い引ったくりにはあっていません。
ミニバス強盗なら経験ありますが……。
犯罪に巻き込まれないようにして、楽しいインドネシア生活を送りたいものですね!