[インドネシア] ミニバスで強盗に遭ったときの話




サト
こんにちは! インドネシア語学習歴21年、インドネシア滞在歴9年のサトです。

わたしは9年間の滞在の中で、1回だけ強盗に遭ったことがあります。

今回は、その時のお話をシェアします。

 

現場はミニバス車内

2011年のある日。仕事が終わり、夜9時過ぎに帰路につきました。

当時、オンラインタクシーはもちろん、安全が売りのブルーバードタクシーもまだわたしの町には進出しておらず。

安心して乗れるタクシーも1社だけあったのですが、そのときは全くつかまりませんでした。

サト
30分ぐらいかかるけど、歩いて帰るか……

と思い、とぼとぼ歩いていたら、Angkotが来たんです。

Angkotというのは乗り合いのミニバス。こんな↓やつですね。

 

車内はこんな↓感じになっています。

Robbery 01

 

 

オレンジ色の矢印は、乗客用のドアです。

茶色の部分が座席。座席は助手席か後部座席で、後部座席は「コ」の字型になっていることが多いです。

 

後部座席の様子も、写真があったので載せておきます。けっこう狭い空間です。

 

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Angkot乗車〜被害に遭うまで

何はともあれ、絶妙のタイミングで来たAngkot。「ちょうどええわ」と思い、乗り込みました。

できれば助手席のほうがよかったんですが、先客がいたので、後部座席に。

そこには、おばあちゃんと、男2人組がいまして、わたしは空いている席に座りました。

Robbery 02

 

 

そして、順調に自宅に近づいていたのですが、曲がらないはずのところで曲がりまして。

サト

ちょ、ちょっと、ここで降ろして!

と大声でアピールするも、時すでに遅し。

どうも、おばあちゃんが、荷物をめちゃくちゃ積んでいたので、特別に家の前まで送るように頼んでいたみたいなんです。

おばあちゃんの家に着き、ボーッと座っているのも申し訳ないので、外に出て、荷物をおろすのを手伝いました。

男2人はなーんにもしてなかったんですけど。

で、車内に戻ろうとすると、こんな↓フォーメーションを組んでまして。

Robbery 03

 

これ、やばいやつでは……と思ったのですが、乗らないという選択肢はなかったので、渋々乗り込みました。

 

もう、この↓ポジションしかありません。運転手さんの真後ろなので、何かあっても大丈夫かな……と思いつつ着席。

Robbery 04

 

酒臭いな、こいつら……と思っていると、めっちゃ話しかけてきました。

兄ちゃん、どっから来たんや?

サト

……パレンバン。

パレンバンはスマトラの都市です。

その昔、とある人に、「何かあったときは、自分が日本人であることは隠して、「パレンバン出身」とでも言っておいたほうが身を守れる」と言われていたんです。

なんでそんな怖がってるんや。

サト

いや、別に……。(そら、怖いわ! 酒臭いし、明らかにフォーメーションおかしいし)

そんな態度取ってたら、こっち気分悪いんですけどー!

どこの世界でも、いちゃもんのパターンって同じなんでしょうか。とか思っていると、いよいよ来ました。

ちょっと携帯見せてーや。

サト

け、携帯っすか!? 

その時持っていた携帯は、iPhone3G。「S」もついていないやつです。それでも、当時はめちゃくちゃ大事に使ってました。

サト

イヤですよ、そんなん。

……と断ったものの、よく見ると、男の1人が、ドライバー(工具の方)をこっちにつきつけてきたのです! 車内に転がっていたのでしょう。

サト

う、運転手さん! この人たち、なんか変なんですけど!!

と、フォーメーションの関係でめっちゃ近くなった運転手さんにアピールしたんですが……。

ガン無視でした。助手席の人も、同じくスルーです。

そこで、とある研修で学んだことばを思い出しました。海外に出る前に受けた研修です。

命とお金と、どっちが大切ですか

サト

携帯はお金で買えるな……

と思い、愛しのiPhone3Gを差し出したわたし。

が、当時はスマホ自体が珍しく、操作方法もわからなかったようですぐに戻ってきました。

安心した? 携帯なんか取るわけないやん!

と、やたら「携帯なんか」というところを強調してくる男。

サト

(操作方法わからんくせに……)

携帯が戻ってきて、安心したのも束の間でした。

財布見せてくれや。

サト

(き、きた。)

見るだけやって。携帯も返したやん!

もはや拒否もできません。「命とお金と……」の件も思い出してましたし、素直に差し出しました。

すると、大声でお金を数え始める男。そして、財布だけは返してくれましたが、現金はすでに抜き取られていました……。

今思うと、わたしがおばあちゃんの荷物を降ろすのを手伝っているときに、運転手と話をしていたのかもしれません。

そして、お金を数えながら、「これだけあるで! 」と運転手に大声で知らせていたのでしょう。

サト

もう、運転手「さん」と書くのもイヤになってきました。

たしか70万ルピアぐらい入っていたので、当時でもビールの大瓶20本ぐらいは買えたはず。

そして、ターミナルに着く直前に男2人は下車し、ターミナルで運転手がしらじらしく「どうしたんや?」とか聞いてきました。

その後のことはあまり覚えていないのですが、20分弱かけて歩いて帰ったと思います。

 

その後

そんなこんなで、初めての強盗に遭ったわたし。

ケガがなかったのが、不幸中の幸いでした。

この件を勤め先の出資者に伝えたところ、「以後タクシーで移動するべし」「タクシー代は経費で落とすべし」とのありがたすぎるお達しが。

70万ルピアは失ったものの、いい方向に進んだのではないかと思っております。

もちろん、この1件以来、Angkotには一切乗っておりませんし、強盗にも遭っておりません。

 

まとめ

この記事では、インドネシアでの強盗被害についてシェアしました。

ご参考になれば幸いです!

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