わたしはインドネシアの地方に住んでいることもあり、ネットショッピングをよく利用しています。
いろいろなサイトを試してきたのですが、今は「Tokopedia」一択。
2020年だけですでに100回以上利用しています。
この記事では、わたしが「Tokopedia」を使いまくっている理由と、利用上の注意点をシェアします。
Tokopediaとは?
まず「Tokopedia」とはなにか?をご紹介しますと、インドネシアのオンラインショッピングサイト(2009年創業)です。
「toko」はインドネシア語で「店」。「pedia」は「百科事典」を表す英単語「encyclopedia」の「pedia」から来ているものと思われます。
イメージとしては楽天市場や、Amazonのマーケットプレイス。
Tokopedia自身は基本的に、売り手と買い手をつなぐ場になっています。
また、携帯電話各社の残高チャージや、公共料金の支払いなども可能です。
いずれにせよ、Tokopedia自身は仲介に徹していると言えますね。
そういえば、2017年には中国のアリババから出資を受けて話題になっていました。
アリババ(Alibaba)は17日、インドネシアのeコマース最大手「トコペディア(Tokopedia)」に11億ドル(約1200億円)出資すると発表した。東南アジア進出の速度を上げていくという。https://t.co/YEan03jLjN
— AFPBB News (@afpbbcom)
わたしがTokopediaを使う理由
そんなTokopediaですが、わたしが使い始めたのは2016年。利用回数を数えてみたら、2020年の1月〜9月だけで120回以上になっていました。
なぜそんなにTokopediaを使うのか。理由は次の4点です。
- 信頼できる店がある
- 支払いが簡単にできる
- 送料無料で買い物できる
- キャッシュバックがある
1点ずつ見ていきましょう。
①信頼できる店がある
まず、信頼できる店がある点。
たとえば、わたしはよく日本語の教科書をTokopediaで買っているのですが、買う店は決まっています。
値段が安く、対応が早い店があるので。
日本語の教科書は、わたしの町では手に入らないので、こういう店には本当に助けられています。
1,000キロ以上離れた首都ジャカルタより到着。『まるごと』は、わたしの町の書店からは姿を消しつつあるので、ネットショッピングは本当にありがたいです。今回は注文から3日かかりましたが、注文翌日に届いたことも。意味なく並べてみましたが、「ま」が夢に出てきそうです。#まるごと日記 pic.twitter.com/9NM6aLV6bS
— Sato (@satotasdotcom)
また、有名企業がオフィシャルストアをTokopediaに出店しているケースも。
わたしはLogitecのオフィシャルストアで、無線キーボードとマウスを買いました、
日系企業なら、例えばこんな会社がTokopediaにオフィシャルストアを出しています。
- Omron
- Mizuno
- キッコーマン
- 花王
- グリコ
②支払いが簡単にできる
次に、支払いが簡単にできる点。
支払い方法は銀行振込やクレジットカードなどもあるのですが、わたしはOVOという電子マネーを使っています。
銀行振込などと違って、支払い後すぐに支払いを確認してもらえて便利なんです。
また、Tokopediaのアプリ上で支払いが完結するのも手軽で気に入っています。
③送料無料で買い物できる
3点目ですが、Tokopediaでは、基本的に送料無料で買い物することができます。
しかも、ちゃんと番号で荷物の追跡もできるので安心です。
わたしはジャカルタからだと1,000キロ以上離れたところに住んでいるのですが、重さ1キロまでなら送料なし!
ただし、回数に制限があります。
制限は時期によって違うのですが、アプリの買い物かごのところで確認できます。
送料無料が始まった当初は1日5回だったのですが、今は1週間に3回とか6回とかが多いです。
あと、余談です。わたしの友人もTokopediaに店を出しているのですが、送料はTokopedia負担なんだとか。
毎月の出店料もなく、売上の何%かを徴収されているだけと言ってました。
Tokopediaは楽天に似ていると書きましたが、この点は楽天とは違いますね……。
④キャッシュバックがある
最後に、Tokopediaで買い物すると、頻繁にキャッシュバックが受けられます。
キャッシュバッククーポンが無料で付与されることが多いので、買い物の際にはクーポンをチェックしましょう。
だいたい買い物金額の3〜5%(上限:数十万ルピア)ですが、50%キャッシュバックなんてときもあります。
と言っても、%が大きいときは上限1万ルピアとかですが。
Tokopediaを利用する際の注意点
そんな魅力満載のTokopediaですが、日本のネットショッピングと同じ感覚で使うのはまだまだムリです。
ここでは、注意点をシェアします。
①レビューを確認!
すでにご紹介したとおり、Tokopediaは、楽天市場に近いイメージです。
なので、売り手や、商品のレビューを必ず見てから買いましょう。
Tokopediaはあくまで売り手と買い手をつないでいるだけです。
友人がTokopediaで靴を買ったら、1週間で壊れてしまうという、悲惨な目にあったそうです……。
②在庫は事前に確認!
次に、注文の際には、必ず在庫を確認するようにしましょう。
お国柄か、在庫管理がずさんな店が多い印象です。「注文できる=在庫がある」とは限りません。
商品ページ上のQAコーナーでも在庫確認はできるのですが、ここだと自分の名前を全世界にさらすことになります。
わたしは念のため、売り手と直接チャットしてます。
③受け取り後、速やかに開封・確認!
最後に、荷物を受け取ったら、できるだけ速く開封して、現物を確認しましょう。
到着後48時間たつと、クレームが出せないことになっていますので……。
ちなみに、わたしは問題がなければ、注文履歴にアクセスして、早めに「完了(Pesanan Selesai)」を押すようにしています。
これを押すまで、売り手に代金が渡らない仕組みになっているんですよ。しっかり仕事をしてくれた売り手の方には、代金を早く手にしてほしいですからね。
まとめ
この記事では、インドネシアのオンラインショッピングサイト「Tokopedia」をご紹介しました。
まだまだ注意すべき点はありますが、うまく使えば生活が便利になることは間違いありません。
ご参考になれば幸いです!