
この記事では、ジャカルタのスカルノハッタ国際空港にあるスカイトレインをご紹介します。ついでに時刻表もつけておきます。

2018年にはスカイトレインの時刻表が空港の公式アプリで見られていたのですが、2025年現在、アプリごとなくなっているようです……。

*Skytrain schedule (English ver.) is also available in the following post.

スカイトレインとは?
スカイトレインとは、スカルノハッタ国際空港の3つのターミナルと、空港駅をつなぐモノレールです。

英語版Wikipediaには、次のような説明があります。
The airport shuttle, Skytrain (Indonesian: Kalayang) is the 2.98km Automated People Mover System (APMS) serves to connect Soekarno-Hatta Airport Terminals 1, 2 and 3, free of charge.
(Wikipedia(英語版)より引用)
ざっくり翻訳しますと、「無料で第1ターミナル、第2ターミナル、第3ターミナルをつなぐ無人のシャトル」という感じでしょうか。駅のことは書かれていないんですが、もちろん駅にも行けます。
そして、無人運転はインドネシアでは画期的です!
空港の駅からスカイトレインの駅に行く途中、こんなポスターを見かけました。

Wikipedia同様、「Automated People Mover Systerm」と書いてあるので、期待はふくらむばかり!
路線
路線はAとBがあります。が、路線図のようなものは現地では確認できなかったので、駅員に聞いてみました。
駅員の話では、どうやらこのようになっているようです。以下、「ターミナル」を略して「T」と書きますね。
T1⇄空港駅⇄T2⇄T3
で、T1発かT3発かで路線のAかBかが決まるようです。

時刻表
2025年4月現在の時刻表は以下のXの画像のとおり。
画像を投稿している「ContactInJourneyAirports」は、Angkasa Pura(インドネシアの空港の運営会社)です。
ただ、これ、ものすごくわかりづらいんですよね……。なので、公式Xに確認中です。
詳細がわかり次第、時刻表をわかりやすくしてこの記事に掲載予定です。
運行間隔の短縮計画は計画倒れに……
以前は13分に1本というペースで運行していたのを、2018年6月までに5分間隔にする計画がありました ※。
情報源は、Berita Satuというニュースサイトの記事(http://id.beritasatu.com/home/kereta-bandara-soetta-terus-dipercepat/174187)だったのですが、この記事にはアクセスできなくなっています。
また、2018年のdetik.comの公式Xは、3分に1本になるという威勢のいいニュースを流していました。
ところが今でも3分とか5分おきというレベルではありません。
短縮計画は計画のまま、夢のまま終わったようです……。
本当に無人?
ところで、英語版のWikipeidaや、ポスターに「Automated」と書いてあったわけですが、ここで2018年2月撮影の写真をご覧いただきたいと思います。

はい、思いっきり有人です。
でも、そんな無理しなくてもいいですよ。いきなり無人化なんてされたら、逆に心配になります。ゆっくり行きましょう、インドネシア。
まとめ
というわけで、今回はスカルノハッタ国際空港のスカイトレインと、その時刻表をご紹介しました。
時刻表がある時点で本数が少ないのかな、と思ってしまうのですが、やはり空港のシャトルにしては少ないと言わざるを得ません。
改善を祈る、とか書いてから7年ぐらい経っているのでもう無理っぽいですね……。
ご参考になれば幸いです。