わたしはマレーシアをちょくちょく訪れているんですが、何回か「吉野家はなまるうどん」という店に行ったことがあります。
今回は、その感想をシェアします。
吉野家はなまるうどんとは
その名の通り、吉野家と、はなまるうどんが一つになった店です。パクリではありません!
日本のはなまるうどんって、吉野家ホールディングスの傘下だったそうで。知らんかった……。
マレーシア吉野家はなまるうどん(長いな……)公式サイトによると、現在12店舗を展開中。
ちなみに日本にも7か所ほど、はなまるうどんと吉野家が合体?している店舗があるんだとか。その名も「吉野家xはなまる」! シンプルでよろしい。
店内の様子
マレーシア吉野家はなまるうどんの店内の様子はこんな感じです。日本の吉野家とは違って、広い店内にはテーブルがずらり。
と言っても、写真では「ずらり」という感じがあまり伝わりませんよね。けっこう賑わっていたので、写真もとりづらかったんです……。
外はガラガラだったので、写真も撮り放題でした。
中に戻りまして、こちらはお茶、箸、トッピングなどのコーナー。徹底的にセルフサービスです。
紅しょうがはお馴染みですが、こんなに「漬かってる」感満載の紅しょうがは斬新。
そして、紅しょうがの隣の白いのは普通のしょうがだと思われますが、試してません……すみません。
赤いのに抵抗がある人向けだとは思うのですが。
謎のリング
そんなわけで、カウンターで注文すると、こんな謎のリングを渡されました。
と思ったのですが、番号がこんなところにあって全く目立ちません。
どうすんねんやろ、と思っていたところ……
いきなりリングがけたたましい音とともに光り始めたのです!
動画はこちら。
とここでやっと気づきました。
よく考えると、箸やらお茶やらトッピングもそうですが、基本セルフサービスですしね。
日本の吉野家と違って、店が広いので、1人ではとてもじゃないけど、注文をさばききれない。かといって店員は増やしたくない。という問題をこれで解決しているようです。
客側としても、料理ができるまで立って待つ必要がなく、すぐに席につけるので、ありがたいと思いました。
なかなか面白いシステムです。
料理
そして、肝心の料理です。そんなに頻繁に行けるわけではないので、紹介できる料理も少ないのですが……。
1.温玉牛丼
こちら、温玉牛丼。
日本だと生卵ですが、南国で生卵を食するのは勇気がいります。というか無理。なので温泉卵はありがたい。
味付けは、日本の吉野家そのまま。感動すら覚えました! まあ、わたしの舌では、あまり細かいところはわからないのですが。
2.温玉ぶっかけうどん
そして、こちらは温玉ぶっかけうどんです。
おなじみの吉野家の丼にうどんが入ってるなんて……!
ただし。見てください、この「つゆ」の色。
ぶっかけにしては濃すぎますよね。
いざ食べてみると……。
という感じの、濃厚な味わいでした。
あと、麺のほうも見た目カピカピだったのですが、食べてみるとやっぱりカピカピでした。
この店舗は首都のクアラルンプールではないのですが、クアラルンプールから車で1時間かからないぐらい距離。首都の近くやのに、品質管理、どうなってんねんやろ……。と思いましたが、全店これで行ってるんかな……。
ちなみに、わたしの住んでいるインドネシアの町には、「Marugame Udon」があるのですが、ぶっかけうどんは見た目も味もちゃんとぶっかけうどんです。首都ジャカルタから1,300kmも離れていることを考えると、ようやってるな、と思います。
3.あぶり鯖サーモンライス
最後に、あぶり鯖サーモンライス。
メニュー上の名前は「Aburi Pot」のカテゴリーの「Salmon&Saba Kabayaki」。下にご飯があるものの、丼使ってないし、なんて表現したらいいのかわかりません。
そして、吉野家感も、はなまるうどん感もありません。
しかも。緑のリングの呼び出しを受けて、カウンターに取りに行った際、
「あぶりサーモンがないので、サーモンカツでもよろしいでしょうか。」
……と聞いてくる始末。今更断れない空気を感じ取り、受け入れるしかありませんでした。まあ、どっちでもよかったんですが。
そして、普通においしかったです!
おまけ
この吉野家はなまるうどんですが、プロモーションにも余念がありません。
たまたま旧正月が近いタイミングで行ったときには、お年玉のポチ袋みたいなものをもらいました。
実はこれ、中の部分と外の部分に分かれていて……
中の部分はクーポンになっていました!
いろいろ知恵を絞ってるんやなあ、と感心。
他にも何種類かありました。
こちら、うどんがビヨーンとなっています。
うどんがのびてる、というのはイメージよくないけど、まだ分かる。
お、お前は……
お前もビヨーンってなるんかい。
まとめ
そんなわけで、吉野家はなまるうどんのレポートでした。
お隣の国にあるので、そんなに頻繁には行けませんが、また機会があれば行ってみて、情報を追記したいと思います。
次は総本山的な首都・クアラルンプールの店舗に乗り込んでみようかな。それでも、ぶっかけうどんを注文する勇気はありませんが……。