[みんなの日本語初級]第26課「んです」を取り扱う際にわたしがやっていること




サト
こんにちは! 日本語教師歴9年のサトです。

今回は、みんなの日本語初級第26課、「んです」を取り扱う際にわたしがやっていることをご紹介します。

なお、最近はわたし自身、『みんなの日本語初級』を使って授業をすることはほぼなくなり、代わりに『まるごと』をよく使っています。

 

どんなときに使うかを3つ説明

まず、「んです」をどんなときに使うかを、次のように説明しています。

 

話し手・聞き手が共通して持っている情報について、

  1. 確認する(んですか)
  2. 詳細を聞く(んですか)
  3. 理由を説明する(んです)

 

わたしの場合はインドネシア語で説明してしまうのですが、第25課までに習う日本語を使うと……

 

AさんもBさんも知っていることについて、

  1. 本当ですか、本当じゃありませんか。聞きます。
  2. 「いつ」「どこで」「どうして」などを聞きます。
  3. どうしてですか。説明します。 

ぐらいでしょうか。

その上で、各文型の導入に入っています。

 

「んですか」という形を意識

上の①〜③のうち、①と②は「んですか」という形になります。

なので、この2つは「んです」ではなく、「んですか」という形で導入するようにしています。

今、第2版の教え方の手引きを見たら、そうなってましたので、わざわざ書くまでもなかったかもしれません……。

同書、26課の学習項目一覧はこんな↓感じです。

学習項目
1 〜んですか
2 どうして〜んですか…〜んです
3 〜。〜んです
4 〜んですが、〜ていただけませんか
5 〜んですが、疑問詞〜たらいいですか

初版の学習項目一覧(↓)はまとめすぎてて、若干わかりづらかったんです。(理由の説明)

学習項目
1 〜んですか
2 〜んですが、〜ていただけませんか
3 〜んですが、疑問詞〜たらいいですか

もちろん、初版の方も、くわしい説明の箇所には「〜んですか」という形も提示されてはいるんですけどね。

 

「んです」は理由の説明(この段階では)

この段階では、「んです」という「か」がない形は、「理由を説明するときに使う」という説明にとどめています。

何でもかんでも「んです」を使ってしまうのを食い止めるためです……。

『みんなの日本語初級』自体、そのような意図で作られていますしね。

サト
個人的には、この段階で「んです(か)」を使いこなすのはかなり難しいと思っています。聞いてわかる程度でいいんじゃないかなあ……。

 

まとめ

今回は、みんなの日本語初級第26課、「んです」を取り扱う際にわたしがやっていることをご紹介しました。

ご参考になれば幸いです!