今回は、インドネシア名物のKopi Luwak(コピ ルワック)をご紹介します。
Kopi Luwak(コピ ルワック)とは?
まず、Kopi Luwakとは何か? をご説明します。
コピ・ルアク(インドネシア語:Kopi Luwak)とは、ジャコウネコの糞から採られる未消化のコーヒー豆のことである。(Wikipediaより引用)
Kopiがコーヒーで、Luwakがジャコウネコという意味です。
ちなみにWikipediaのカタカナ表記は「コピ・ルアク」になっていますが、わたしは「コピルワック」と20年以上言い続けているので、そっちでいきます。
また、同僚のインドネシア人にこんな話を聞きました。
その昔、コーヒーが高級品だった時代のこと。コーヒー農園で働いている人たちは、コーヒーを口にすることはありませんでした。コーヒーは支配者階級のものだったからです。
でも、何としてでもコーヒーを飲みたい! と思ったのでしょう。ジャコウネコがコーヒー豆を食べるのを見て、それが出てくるまで待ち、きれいにしてから飲んだんだとか!
かなりの忍耐力と、「絶対にコーヒーが飲んでやる!」という強い意志があってはじめて生まれたコーヒーであると言えます。
値段は?
Kopi Luwakの値段は、まさにピンキリですが、わたしの町のスーパーで手に入るものを2点、ご紹介します。
こちらはJJ Royalという会社が出しているコーヒー。すでに挽いてあります。
お値段は、100gで40万ルピアちょっと(3,000円強)。
100g3,000円。すでに高いのですが、ほかのコーヒーと、値段を比べてみましょう。
だいたい9万ルピア前後(700円強)ですが、これ、200gの値段ですからね! 100gだと350円ぐらいということです。
なので、Kopi Luwakは普通のコーヒーの10倍ぐらいするということに。
しかもここの「普通のコーヒー」たちも缶入りなので、若干高めです。わたしなんて、いつも100gで100円ぐらいのコーヒー飲んでますから……。「Kopi Luwak」は、その30倍もの値段がするということです。
それは高すぎる、という方は、こちらいかがでしょうか。
コーヒー1杯分のコーヒー豆と、フィルターとが個包装になっているタイプです。ブルックスみたいなやつですね。
こちらは5杯分で34,000ルピア(250円強)。まあまあお求めやすい値段ではないでしょうか。
味はいたって普通
ルワックコーヒーに話を戻しまして。わたしは先ほどご紹介した2つのタイプを両方試したことがありますが、味はいたって普通。
正直、100g100円のコーヒーのほうが好きなぐらいです。
ちなみに、わたしの舌は細かい違いまではわかりません。安上がりで幸せな人生だと思います。
まとめ
今回は、インドネシア名物のKopi Luwak(コピ ルワック)をご紹介しました。
100g100円のコーヒーもあるのですが、包装が普通なのでお土産には適していないかもしれませんし、何より話のネタにもなりません。
ここぞというときには、Kopi Luwak(コピ ルワック)を検討するのも一つの手です!