わたしは、年に4-5回、マレーシアの首都・クアラルンプール(以下「KL」)を訪れています。
この記事では、KLの空港である「KLIA2」の保安検査(国際線)についてご紹介します。
保安検査(国際線)は2回
まず、基礎知識として、国際線の保安検査は2回行われます。
- 1回目: 入管審査が終わってすぐの検査
- 2回目: 各出発ゲートに入る前の検査
入管審査は、↓の写真のところを通ったところで行われます。
前から薄々感じていたのですが、入管審査後、1回目の保安検査がガバガバなんです……。
1回目の検査のガバガバ具合
試しに、↓のような、本気の検査では絶対に通らない態勢で、1回目の検査に臨みました。
- ベルトしたまま
- 財布・携帯はズボンのポケットに入れたまま
- ペットボトルの水はカバンに入れたまま
- ノートPCもカバンに入れたまま
そして、ゲートをくぐると、当然ブザーが鳴りました。1回だけでなく、何回も。
しかし、そもそも、ゲートに係員がいないんですよ。
一応、カバンの中身をモニターで見ている係員はいて、ペットボトルの水やノートPCにも気づいているはずなのですが……。
それもスルーでした。
また、1回目の検査で、係員にいろいろ言われたり、もう1回ゲートを通るように言われている人は、見たことありません。
2回目の検査の本気度
そして、2回目の検査です。
ここではさすがに厳しいチェックが行われています。
ゲートのブザーが鳴った人は、止められます! まあ、これが当たり前なのですが。
なので、わたしもビビって↓の態勢を取りました。
- ベルト外してカバンへ
- 財布・携帯もカバンへ
- ペットボトルの水は飲んでゴミ箱へ
- ノートPCは出してトレイへ
カバンの中身をモニターでチェックしてくれた係員も、トレイに載ったノートPCを見て、「お前、わかってるやないか」と言わんばかりの笑みを浮かべてくれました。
とにかく、2回目の検査は普通に厳しいということですね。
1回だけでいいのでは?
KLIA2はこんな実情なので、極端な話、2回目の検査だけでいいのでは?と思ってしまいます。
だって、ダブルチェックのようで、実際はダブルになってないわけですからね……。
2回チェックというのがルールかなんかで決まっているのかも知れませんが。
ちなみにわたしの町(地方都市)の空港でも、保安検査は2回。
1回目はゆるゆるですが、それでもブザーが鳴ったら一応止められます。
インドネシアの地方都市の空港よりも保安検査が甘いKLIA2。
まとめ
この記事では、KLの空港である「KLIA2」の保安検査(国際線)についてご紹介しました。
ご参考になれば幸いです!