『みんなの日本語初級』例文集(第26課〜第30課)




サト
こんにちは! インドネシア語学習歴21年、日本語教師歴9年のサトです。

今回は、わたしが『みんなの日本語初級』の授業で使っている(使っていた)例文(第26課〜第30課)をご紹介します。

全ての文型をカバーしているわけではないので、ご了承ください。また、インドネシア、特にイスラム教徒が多い町での状況を反映した例文が大半です。そのまま使うのが難しい場合でも、例文づくりのヒントになれば幸いです。

目次の例文をクリックしていただければ、補足説明もご覧いただけます。

なお、最近はわたし自身、『みんなの日本語初級』を使って授業をすることはほぼなくなり、代わりに『まるごと』をよく使っています。

 

第26課

1.(ステージ衣装を着ているジャイアンに)コンサートがあるんですか。

ドラえもんネタは鉄板です。

 

2.(携帯を見ながら困った顔をしている人に)「どうしたんですか」「プルサがないんです」

「プルサ」は「pulsa」、プリペイド携帯などの残高です。

 

第27課

1.ビザがなくても、日本へ旅行に行けます。

いい時代になったものです、と言いたいところですが、ビザなしでの渡航は、eパスポートを持っていることが条件。

費用が普通のパスポートの約2倍かかる上、ジャカルタを含む3都市でしか作れないので、なかなか厳しいものがあります。

 

2.どこでもドアで、どこでも行けます。

「どこでもドア」はインドネシア語で「pintu ke mana saja」。

「どこでも」は26課で、「ドア」は10課でそれぞれ既習なので、だいたい、学生も分かってくれます。

 

3.お祈りの時間です。アザーンが聞こえます。

「アザーン」は、お祈りをしましょう、という合図。お祈りの時間になると、モスクなどから聞こえます。

 

4.シャツを作ってもらいます。今日お願いしたら、来週できます。

インドネシアでは服を仕立てるのが日本よりは一般的。町のあちこちに仕立て屋があります。

 

5.ATMの前にひとりしかいません。

いつも長蛇の列ができるATMという設定で。「しか」はいい意味にも使うということを、例示しているつもりです。

 

6.日本でJLPTがあります。インドネシアでもあります。

JLPTは「日本語能力試験」の英訳(Japanese Language Proficiency Test)の略。だいたい、学生も分かってくれます。

なお、助詞の組み合わせは『みんなの日本語 第2版』では個別には取り扱わないようなのですが、あとで出てくるので、わたしはこのタイミングで取り扱うようにしています。

『みんなの日本語 初版』でも第27課で提示することになっていました。

 

7.BNIは東京にもあります。

BNIはインドネシアの銀行の1つ。東京にも支店があります。

 

第28課

1.おなかもすいたし、おいしいアイスクリームもあるし、ダイエットは明日からします。

第19課の会話にインスパイアされました。

 

第29課

1.チョッパーの鞄に薬が入っています。

「チョッパー」は、アニメ・マンガ「One Piece」のキャラクター。インドネシアでも大人気です。

 

2.プルサを全部使ってしまいました。

「プルサ」は「pulsa」、プリペイド携帯などの残高です。

 

3.Narutoは終わってしまいました。

インドネシアでも、アニメ・マンガの「Naruto」は大人気で、終わってしまって残念がっている学生が多数いました。

続編が始まったようですが。

 

 

第30課

1. Gensetにガソリンが入れてあります。

「Genset」は発電機。わたし、停電の多い町に住んでおります……。

「ガソリン」は未習なので、事前に導入しています。インドネシア語で「bensin」です。

 

2. Philipsの電気は充電してあります。

「非常灯」は難しいので、メーカー名を出して表現。充電式の非常灯です。

「充電する」は未習なので、事前に導入しています。インドネシア語で「mencas」です。

 

3.朝、Sahurを食べておきます。

「Sahur」は断食の前、早朝に食べる朝ごはんです。日が出ている間は飲まず食わず……聞いているだけでも辛くなります。

 

4.携帯を充電しておきます。

「充電する」は未習なので、事前に導入しています。インドネシア語で「mencas」です。

 

まとめ

今回は、わたしが『みんなの日本語初級』の授業で使っている(使っていた)例文(第26課〜第30課)をご紹介しました。ご参考になれば幸いです!




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