先日、日本からお客さんが来てくださいました。
年に2-3回来てくださるので、毎回いろいろ持ってきていただくようお願いするのですが、今回は税関で足止めをくらってしまい……その経緯と、対策をシェアします。
なかなか出てこないお客さん
わたしはお客さんが来るときは、いつも空港までお迎えに上がっています。
毎回、座席指定で一番前の席を予約されるので、出てくるのも早い。しかし、今回は着陸のアナウンスがあって、他の乗客が出てきているのに、なかなか出てこなかったんです。
ちなみにお客さんは国際線でいらっしゃっていたんですが、国際線は1日に数便しか無いので、「他の乗客」が同じ便というのもすぐ分かるんです。
と思いながら待っていたら、出てこられました。
原因はタブレットやスマホ
聞いてみると、足止めを食らった原因は、タブレットなどの電子機器類でした。
今回持ってきていただくようお願いしたのは、わたし用のKindle端末と、タブレット。
プラス、同僚もKindle端末がほしいといっていたので、プラス1台。
さらに、お客さんもスマホとタブレットを持ってきていました。
まとめると、こうなります。
- お客さんのスマホ 1台
- お客さんのタブレット 1台
- わたしのKindle端末 1台
- わたしのタブレット 1台
- 同僚のKindle端末 1台
3は中古だったのですが、ちゃんと箱に入ったもの。4と5は新品でした。
5台も電子機器があり、うち3台が箱入りだったので、「これ売るんちゃうか」と目をつけられたそうです。
箱入りの3台は特価だったり中古だったりで、金額は3台分足しても25,000円ぐらいだったんですけどね。高そうに見えたのでしょう。
販売目的で持ち込んだものなら、関税がかかってしまいますからね。
しまいには「インボイス(輸入に必要な明細)」を出せ、とまで言われたそうです……。
結局無罪放免
でも、結局無罪放免。
お客さんいわく、「集まって相談してたけど、たぶん誰も税金の計算でけへんのちゃうか」とのこと。
なぜ支払わなくてよかったのかは、今も謎のままです。
税関を無事に通過するための対策
とにかく、X線での検査って、意外と見てるんやなあ、というのはわかりました。
そして、日本から来る人にあんまりいろいろ頼むのも気をつけないとなあ、とも思っています。
特に、高価そうなものを複数頼むのは今後やめておこうと思います。まあ、そんな機会、あまりないでしょうけど。
ちなみにわたしは、一時帰国のたびにマンガのキャラのストラップを大量に持ち込んでいますが、何も言われたことありません。お土産用ではあるんですけどね。
まとめ
今回は、日本人のお客さんが、インドネシアの税関で足止めを食らった原因と対策をシェアしました。
今後、高そうなものを複数持ち込むのは、やめとこうと思っています。
ただ、「インドネシア」と言っても、これは地方都市の一例に過ぎません。
空港によっても、何なら税関職員によっても対応はまちまちだとは思いますが……。
ご参考になれば幸いです!