この記事では、インドネシアで「Telur Ayam Kampung」と呼ばれている卵をご紹介します。
「Telur Ayam Kampung」の意味
そもそも、「Telur Ayam Kampung」ってどういう意味なのでしょうか。
一語ずつ訳すと、「Telur」は「卵」、「Ayam」は「ニワトリ」、「Kampung」は「田舎」なのですが……。
インドネシア人の友人に話を聞いたり、ネットで調べたりしたところ、「Ayam Kampung」というのは、「放し飼いにされているニワトリ」を意味することが分かりました。
なので、「Telur Ayam Kampung」を日本語にすると「放し飼いにされているニワトリの卵」ということになります。
ちなみに、日本のサイトを調べてみると「放し飼いたまご」という名前を使っている業者さんがいくつか見つかりました。
Telur Ayam Kampungの特徴
では、「Telur Ayam Kampung」自体の特徴を3つご紹介します。
【1】サイズは小ぶり
【2】殻の色は白
【3】値段は高め
ひとつずつ見ていきましょう。
【1】サイズは小ぶり
まず、サイズはだいたい小ぶりです。
写真をご覧ください。白いのが「Telur Ayam Kampung」で、茶色いのがふつうの(?)卵です。
一番手前の卵もそうですが、一番奥の卵の「高さ」をご覧いただけると、サイズの違いが一目瞭然です。
また、冷蔵庫の卵ポケットに「Telur Ayam Kampung」の小さいものをうっかり入れてしまうと……。
こんな↓ことになって、取り出すのに若干苦労することもあります(比較のために、ふつうのサイズの卵も一緒に撮影しました)。
サイズが小さいのは、若いニワトリが産んだ卵だからだと思われます。
ニワトリの年齢と卵のサイズの関係は、東洋経済オンラインの記事や、他のサイトにも書いてありました。
【2】殻の色は白
次に、殻の色は、だいたい白です。まれに茶色っぽいものもありますが。
複数のサイトを調べたところ、殻の色が違う原因には↓の2つの説があり、どちらが正しいのかはよくわかりませんでした。
- 明るいところで産むと白くなる。暗いところで産むと茶色っぽくなる。
- ニワトリの種類によって殻の色が決まる。
ただ、「Telur Ayam Kampung」は放し飼いということなので、明るいところで卵を産んでいるのではないかと勝手に想像しています。
【3】値段は高め
最後に、「Telur Ayam Kampung」は値段が高めです。
わたしがいつも買っているのは、10個で31,700ルピア(240円弱)。
以前買っていたのは、同じく10個で17,700ルピア(130円強)。
「Telur Ayam Kampung」は、だいたい2倍もすることになります!
まあ、安い方は狭いところで自由もない状態で育てられているはず。
自由気ままに歩き回っている(はずの)Ayam Kampungから産まれる卵は高くて当然です。
「Telur Ayam Kampung」を食べて起こった変化
ちなみにわたし、「Telur Ayam Kampung」を食べ始めてからは、手荒れがなくなりました。
厳密に言うと、他の食材を食べ始めたら手荒れがなくなり、その食材をやめるとまた手荒れが出てきていたのですが……。
卵を変えたら、またピタッとなくなったんです!
他に習慣を変えたということはないので、おそらく卵のおかげだと思っています。
なので、今後も卵は「Telur Ayam Kampung」一本でいきます。
*あくまで個人の感想です!
まとめ
この記事では、インドネシアで「Telur Ayam Kampung」と呼ばれている卵をご紹介します。
ご参考になれば幸いです!