わたし、このたび、マレーシアの首都・クアラルンプール(以下「KL」)のインドネシア大使館で就労ビザを取得しました。
その際の必要書類や費用、時間、そして手続きをスムーズに進めるためのコツなどをシェアします。
必要書類
マレーシアのインドネシア大使館でビザを取得するに当たり、必要な書類は、以下の通りです。
- TELEX
- 申請書
- パスポート
- パスポートのコピー
- 証明写真
それぞれ、補足します。
①TELEX
「TELEX」は、「ビザ発給許可書」。
事前に、TKA Onlineというサイト(日本からはアクセスできないようです)で取得しておく必要があります。
②申請書
マレーシアのインドネシア大使館で使えるビザの申請書に記入して提出します。
申請書は、大使館でも手に入りますし、こちらでダウンロードすることもできます。
③パスポート(原本)
申請時には、パスポートの原本も持っていきましょう。
パスポートについては、以下の条件があります。
- 空白のページが最低2ページ必要
- インドネシア入国後の残存期間が1年6か月以上必要
とわたしも思っていましたが、ビザは申請から4稼働日で取得できますので、ご安心を!
④パスポートのコピー
パスポートのコピーも必要です。
と言っても、必要なのは次の2ページだけですが。
- 写真があるページ
- マレーシアへの入国スタンプがあるページ
枚数は、それぞれ1枚ずつです!
⑤証明写真
最後に、証明写真です。
わりとゆるくて、こんな↓条件だけです。
サイズ: 3.5cm x 4.5cm
枚数: 2枚
背景色: 何でもOK
費用
ビザの取得費用は、以下のとおり。
有効期間によって違ってきます。
半年まで: 226リンギット
1年: 431リンギット
2年: 738リンギット
リンギットを現金で準備しておきましょう!
ちなみに、支払いは申請のときです。
時間
次に、時間について。
申請時間、回収時間、そして、申請〜回収までの時間をそれぞれシェアします。
申請
申請できるのは、朝の開館から、昼休み前までです。
金曜日だけ微妙に違うので、ご注意を。
月〜木: 9:00〜13:00
金: 9:00〜12:30
回収
回収は午後のようです。
申請の時点で、◯月◯日の◯時に取りに来るように言われます。
申請〜回収までの時間
ビザは申請してから、最長4営業日でできることになっています。
これ、ちゃんと法律で定められているんですよ! ビックリしました。
手続きをスムーズに進めるために
次に、手続きをスムーズに進めるために知っておいたほうがいいことをご紹介します!
申請書の一部は書かなくてもOK
まず、申請書に次のような記入欄がありますが、ここは記入する必要はありません。
2.c. Re-entry permit to country of origin/ Entry permit to another country
7.b. Reference abroad
心配なら、記入せずに大使館に行って聞くのもアリです。
窓口の職員以外にもスタッフがいるので、わたしもその方に(インドネシア語で)聞きました。
以前は申請前にオンラインで予約
次ですが、以前は申請で大使館を訪れる前に、オンラインで予約ができました。
そうすることによって、専用窓口で手続きができたんですが……。
2022年10月現在、オンライン予約のページはリンク切れになっています。
このあたりは、大使館に直接お問い合わせください。
申請時(午前中)の長蛇の列、無視してよし!
申請時、インドネシア大使館に入った所、すでに長蛇の列ができていました。
と一瞬思ったのですが、どんどん進むと、パスポート待ちの方々であることが判明。
なので、列は気にせず、まっすぐビザの窓口を目指しましょう。
回収時は予約できないもののスムーズ
最後に、回収の際はオンラインでの予約はできません。
が、申請完了時点で、◯日の◯時に来るようにと言われます。
その時間に大使館に行って、番号札をもらって待ちましょう。
メリットとデメリット
では、最後に、マレーシアでビザを取得するメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
大使館での手続きは簡単で明朗会計。
なので、代行業者などを使わずとも、余裕で手続きができてしまいました。
まあ、マレーシアには、ビザの手続き代行業者自体がいないようですが。
デメリット
マレーシアでの手続き自体はかんたんそのもの。
なのですが、最長で4営業日もかかってしまうというのがデメリットです。
その間、パスポートは大使館に預けているので、マレーシアに滞在することになりますし……。
わたしはAirbnbで宿を手配し、その結果、シンガポールで取得するより費用を安く抑えられました。
ちなみに、シンガポールだと、ビザの手続き代行業者を通せば、朝出して夕方にはビザができます!
トータルで280シンガポールドルぐらいかかってしまいますが、早くビザを取りたいなら、アリですね。
わたしも昔、「Ismail Visa Consultant」という業者を利用したことがあります。
電話番号は+65 6334 5520です。
まとめ
この記事では、KLのインドネシア大使館で就労ビザを取得する際に必要な書類や費用、時間などをシェアしました。
ご参考になれば幸いです!