この記事では、銀行の口座維持手数料を安くする方法をご紹介します。
口座維持手数料の例
インドネシアだと、銀行口座を持っているだけで毎月手数料が引かれるのが普通です。
その手数料がいくらぐらいなのか、ちょっと例を見てみましょう。
わたしが今まで使ったことのある銀行だと、↓のとおりです。
銀行名 | 口座維持手数料/月(ルピア) | 備考 |
---|---|---|
Mandiri | 20,000 | 「管理手数料」+「銀行手数料」 |
BNI | 17,500 | 「管理手数料」+「カード手数料」 |
BCA | 17,000 | |
CIMB Niaga | 10,000 |
一番高いと月々20,000ルピア(150円弱)もかかってしまうんです!
わたしは昔、この20,000ルピアを請求してくるMandiriさんを使っていたのですが、すでに閉鎖してしまいました。あほらしすぎる。
また、BNIも、以前は10,000ルピアと安い方だったのですが……。
最近、しれっと「カード手数料」という意味のわからない手数料をのっけてくるようになりました。
この「カード手数料」は、月々7,500ルピア。
名前に「カード」とあるのですが、わたし、クレジットカードを持っているわけではないので、キャッシュカードの手数料ということになります。
銀行口座を解説する時点で、キャッシュカードを使うのは当然なので、ホンマに意味わかりません。
手数料を安くする方法
そんなこんなで、いくらかでも手数料から逃れるなら、そうしたいですよね。
その方法を2つご紹介します。
口座の種類を変える
まずは、同じ銀行で、口座維持手数料が安いものがないか探してみましょう。
たとえば、わたしは以前、BCAの「Tahapan」という口座を使っていたのですが、これ、何もしなくても毎月17,000ルピアも取られてたんですよ……。
上の表でご紹介したやつですね。
正確に言うと、「Tahapan」のゴールドカードなので17,000ルピアでした。シルバーカードだと15,000ルピア。あまり変わりませんが。
もともとは、以前の勤め先(ジャカルタ)にあった支店で、言われるがままにサインして開いた口座。
ちゃんと見直そうと思って調べてみたら、同じBCAの「Tahapan Xpresi」というのが見つかりました。
若者向けで通帳なしというものでしたが、こちらの口座維持手数料、月々5,000ルピアなんです!
また、「若者向け」ということになっていますが、年齢制限もありません。
しかも、めちゃくちゃ便利なBCAのインターネットバンキングも使える! ということで、即乗り換えました。
ただ、口座維持手数料が安い分、制限がないかどうか、確認することをおすすめします。
たとえば、「Tahapan Xpresi」には、通帳がありませんし、国際キャッシュカード機能はついていません。
あとは……1日の限度額が↓のようになっています。
- 引き出し: 700万ルピア
- BCA向け振込: 2,500万ルピア
- 他行向け振込: 1,000万ルピア
と言っても、この金額は先ほどの15,000ルピアかかるシルバーカードと全く同じ。サブで使う分には、全く問題ありません。
銀行自体を変える
2つ目は、銀行自体を変えてしまうこと。
おすすめはCIMB Niaga銀行です。
先ほど、表では10,000ルピアかかるとご紹介したのですが、実はわたし、このお金は全く払っていません。
というのも、残高が一定以上であれば、手数料が免除されるからなんです!
詳しい条件は、↓の記事に書いてありますが、たとえば1か月間、500万ルピアをキープしておけば大丈夫です。
まとめ
この記事では、インドネシアの銀行口座維持手数料を安くする方法をご紹介しました。
ご参考になれば幸いです!